ご指導

2012年 戸田記念国際平和研究所のパリ国際会議から

これは、2012.2.10 聖教新聞に掲載された講演から。さて、本題。ネスター・トーレス氏のスピーチから抜書き。 私は長い間、自分自身の心の中で平和を築くことが大切だと思い続けてきました。 仕事廃人、反動による虚脱状態、蘇生へのプロセスで、心が平和にな…

信心の基本を学ぶ

「信心の基本を学ぶ」 今日は難しい話ではなく、功徳を受けない信心のコツの話をしに来た。 この間、悲惨な話を間いた。ある婦人部が家庭の問題で悩んで1000万遍をあげたが、解決しなかったので落ち込んで寝込んだというです。先輩が心配していって見た…

ゲーテと仏法

今月、参加できなかった本部幹部会衛星中継でのスピーチから 本来、仏法は普遍の英知を説いている。ゲーテに学ぶことが、最も価値ある人間の道に通じているのです。 【2009.12.16 新時代第35回本部幹部会より (聖教新聞社)、以下同】 普遍の英知とその振る舞…

妙法の陰徳陽報

此れ程の不思議は候はず此れ偏に 陰徳あれば陽報ありとは此れなり(四条金吾殿御返事 P1180) 仏法の陰徳は「心」で決まる。(中略) まさに「心こそ大切」なのです。 ただ、その心という者は、すぐに縁に紛動され、揺れ動いてしまう。だからこそ、師の言われる…

新時代第32回本部幹部会での名誉会長のスピーチから

個人的に心に残ったのは、変毒為薬、勇猛精進、何があっても負けない、同志を頼むよのメッセージでした。 信心とは、勇気の異名なのだ。 勇気なしには、信心しているとは言えぬ。叱咤を受けた言葉です。臆病から脱皮してゆきたい。 1日1日、生まれ変わったよ…

御書と師弟 第25回 普賢の英知

8.31「学生部の日」おめでとうございます!! 御聖訓此の経の広宣流布することは普賢菩薩の守護なるべきなり(御義口伝 P780) 妙法を閻浮提(全世界)に行じゆくことは、普賢菩薩の守護によって成し遂げられるのだ、との御予言であります。 【2009.8.30 聖教新…

聖教新聞2009.8.19御指導から

1:夜は規則正しく休み、くれぐれも身体を大事に。 2:水のごとく清く、つつがない信心を。 3:地区部長と力を合わせていきなさい。 4:次のリーダーを立派に成育せよ。 5:家庭も絶対に、おろそかにしないように。(中略)婦人の地区には「断」の1文字が贈られた。…

わが友よ 正義は前進せよ!

師匠も 勇猛精進! 弟子も 勇猛精進! 恐れなき前進において 師弟は 不二となるのである。 すべてに全力で戦い、恐れなく前進する中にしか、師弟不二はないと、述べられています。 毎日、問いかけていきたい。 金剛不壊なる この師匠の生命と 弟子の一念が合…

御書と師弟 第16回 題目の大音

御聖訓 今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るは大風の吹くが如くなり(御義口伝、P742) 「師弟共に唱うる」(御書P748)妙法の師子吼を、我が生命に轟かせながら、私は、あらゆる闘争に連戦連勝の栄光史を残してきました。師と心を合わせた「不二の祈り」は…

随筆・人間世紀の光 188 華陽の誓い

―師は弟子を信ずる 信ずるゆえに甘やかさぬ 信ずる故に訓練もする 信ずる故に厳しいのだ その師の心に真っ直ぐに応えていく時、無量の力が発揮される。これが師弟の呼吸だ。勝利の共鳴だ。【2009.6.3. 随筆・人間世紀の光 188 華陽の誓い、以下同】 自らに、…

新時代第29回本部幹部会での名誉会長のスピーチ

本気になって祈り抜いた時、その祈りは、根底では、すでに叶っているのである。「因果倶時・不思議の一法」(御書P513)と仰せの、この偉大な法理を確信して、ともに広宣流布の大道を進んで参りたい。 【2009.5.27 新時代第29回本部幹部会 創価国際友好会館 200…

池田名誉会長の人物紀行 「歴史の巨人」と語る 新聞小説の王者 アレクサンドル・デュマ

若きダンテスは無実の罪で自由も前途も奪われた。許嫁とも引き裂かれ、老いたる父も失意のうちに亡くなった。 だが、奈落の底に突き落とされた獄中で、ダンテスは、思想犯として投獄されていた博学のファリャ老司祭を、師と仰ぐことができた。師は一切の学識…

御書と師弟 第15回 地湧の団結

御聖訓 日蓮一人はじめは 南無妙法蓮華経と唱へしが 二人・三人・百人と 次第に唱へつたふるなり 未来もまたしかるべし 是あに地湧に義に非ずや 我らの勝利の要諦は何か。 それは強き祈りと団結です。 この御文では、末法の民衆を救う極理中の極理である南無妙…

5.3記念代表者会議での名誉会長のスピーチ

ここで、アンデルセンの箴言をご紹介したい。 「人生という学校は人を向上させるところ以外のなにものでもありえない」 人間として向上しゆくために信心がある。 そして、一生成仏という究極の向上の道こそが、学会活動である。 また、アンデルセンは「苦難…

御書と師弟 第14回 女人成仏の宝冠

御聖訓法華経の師子王を持つ女人は 一切の地獄・餓鬼・畜生等の 百獣に恐るる事なし (千日尼御前御返事、P1316) 恩師、戸田城聖先生は、婦人部、女子部に対して、よく言われておりました。 「忙しくとも、日々、御書を開いて、日蓮大聖人の教えにふれ、学びと…

2007.5.8.埼玉池田研修道場での池田名誉会長のスピーチ

本日は、5.8「常勝埼玉師弟の日」「埼玉学生部の日」おめでとうございます!! 丁度2年前の2007年5.8日のスピーチを引きたいと思います。 迫害の渦中に歩まれた道一、埼玉は、日蓮大聖人が戦う魂を刻まれた天地である。 ご存じの通り、埼玉を通る鎌倉街道の上…

5.3祝賀最高代表協議会での名誉会長のスピーチ

本日は「創価学会の日」「創価学会母の日」、おめでとうございます!!さて、ここからスピーチへ 4月28日は「立宗宣言の日」である。 建長5年(1253年)のこの日。 日蓮大聖人の太陽の大仏法が、全世界を照らし始めた。 御聖訓には、妙法の題目の偉大な力につ…

新時代第28回本部幹部会でのSGI会長のスピーチ

苦楽を共に感謝の心を表すことは、価値を創造しゆく重要な人間学ともいえましょう。 感謝の気持ちをなくすことは、人間らしさがなくなることを意味します。 民衆こそ偉大真実の「平和」とは、「正義」と一体でなければならない。 故に、正義を阻み、人々を不…

御書と師弟 第13回 日蓮が一門

御聖訓 願わくは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ 過去遠遠より已来日蓮がごとく身命をすてて強敵の科を顕せ 師子は値がたかるべし (閻浮提御書、P1589)【2009.4.33&24 聖教新聞、以下同】 ここから本文 あるとき、戸田城聖先生は学生…

全国代表協議会での名誉会長のスピーチ

自らを磨けリーダーの話に気取りはいらない。 (中略) 幹部は、しっかりと勉強し、広布の最前線で戦って、同志と心を結んでいくのだ。 そうした努力を真剣に重ねたうえで、あとは、"真実の自分の心を友に語っていこう"と思えばいいのである。【2009.4.14 2009…

随筆 人間世紀の光 フレッシュマンの輝き

御聖訓には「世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり」(御書P1466)と仰せである。 社会を離れて仏法はない。 社会を学び究め、社会に貢献し、社会で勝利できる人こそ、真の「勇者」なのだ。 戸田先生は「青年の一番の宝は、信頼である」と言わ…

2009.4.5-4.10の聖教新聞から、考えさせられたこと

興味深いことに、仏典には修行の中身は綴られているが、肝心の法華経が説かれる場面はない。これについて、池田名誉会長は「修行そのもの、行動そのものに妙法蓮華経が伝えられる」と講義している(『法華経の智慧』)。 師弟の魂の継承――それは何も特別な儀式…

池田名誉会長講義 御書と師弟 第11回 抜苦与楽の英雄

御聖訓日蓮云わく一切衆生の同一苦は 悉くこれ日蓮の苦と申すべし(諫暁八幡抄P587) 本文へ 「我らが信心をなす目的は、永遠の生命の中に、幸福に生きんがためである」ある時、先生は、こう語られました 「この大宇宙の運行それ自体が、慈悲の行そのものであ…

池田名誉会長講義 御書と師弟 法華経の兵法

御聖訓 なにの兵法よりも 法華経の兵法をもちひ給うべし 「諸与怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず (四条金吾殿御返事 P1192) ここからが本文です。 「広宣流布のために、いかなる戦いも断じて勝ち取れ!何をおいても絶対に勝ち取るのだ」 戸田先生は…

池田名誉会長の人物紀行「歴史の巨人」と語る 人間主義の王者 ゲーテ

本日、3.16「広宣流布の日」おめでとうございます。 私は、今夜宿命転換を賭けて勝負する日でもあります。勝つぞ!! 仏法と一致する ゲーテは来世を信じ、一瞬の中に永遠を感得するなど、仏教に近い生命観、時空間を持っていたと言われるのだ たしかにゲー…