佐村河内守

2011.3.11から3年

あれから3年。 2011.3.11 前年秋から深夜から早朝週6でシフトに入り、次第に心身のバランスが壊れた頃。 この頃は、1日18時間シフトが常態化した頃。 中々コメントも返せなくなり、更新もできなくなった。更新数僅か5日。 翌年2012年で見ても、前の職場を飛…

エクセルシア 眼差しを読んで

眼差し エクセルシア 最後の最後で、タイプミスをしてしまった。一度手直しをしたのであるが、それでも見落ちしていたことが、ショック。 それはそれとして。ここで、書くこともないかなと思う一方で。 私よりも、周囲の批判やその他もろもろで、精神的に傷…

佐村河内守氏関連で、樋口裕一氏の言及が興味深い

同志の方に縁が深い方と言う点からも取り上げた。 また、東進予備校で、氏の小論文講義にお世話になった方も多いと思う。 共に暮らす身内もそんな一人だ。 この方は、近年クラシック音楽で何冊か出版されていて、とりわけヴァーグナーの考察はとても興味深か…

佐村河内守氏会見を見る

無駄に長い。疲れたと言う印象。反論は、水掛け論に過ぎない。物的証拠がないため、そう見えてしまう。 そもそも論で、口約束が多すぎるので、物的証拠すらないのだろうと思えてくる。 肩透かしな印象。

佐村河内守 プロデュース 新垣隆作品から得た収穫

この作品を書きつづった方のリアクションを見ていると、何も聞く気に慣れなかったという方が多かった。 またさまよえるクラヲタ人のように、大好きな指揮者が亡くなったショックなどが重なり苦悶された方も数知れずいたに違いない。 私の周りでは、hesherさ…

哀惜、祈り、そこから見える世界と乗り越えていくこと

私は今でも佐村河内守が述べた釣り文句というべき「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は強く輝く」と言う言葉がとても好きだ。 この世界にないのであれば、そう思った方がそれを具現化させればいい、ただそれだけのこと。 そしてその曲のクオリティが高かっ…

Carl Orff Carmina Burana

佐村河内守 プロデュース 新垣隆 交響曲第1番「現代典礼」で記載されていたため、初めて全曲を聴いた。実は曲名を知らずにたびたび聞いていたと記憶する。サイモン・ラトルのジルベスターコンサートの収録映像で聴いた記憶もある。アニメではエヴァンゲリオ…

Pendulum

佐村河内守 プロデュース 新垣隆 交響曲第1番「現代典礼」の記載されていたため、興味本位で聴いてみた。エレキが入ったクラブ音楽といった趣だ。 作品にどうつながっていくのかが、さっぱりわからなかった。戦いの動機が登場する辺りの激しいリズムしか思い…

Penderecki: Symphony No.2 "Christmas Symphony"

冒頭が、佐村河内守 プロデュース 新垣隆 交響曲第1番「現代典礼」にかなり近い。 その上で言えば、あちらの方がやはりより不協和。

教会音楽に思う

創価学会員同士の方々で、教会音楽を聴いてどう感じるだろうか。 草創期の同志の方々であれば、キリスト教の音楽は哀願の調べというイメージを持っている方が非常に多いと言う認識でいる。 というのも、折伏経典と言った書籍で出てくるワードであるからだ。…

佐村河内守プロデュース新垣隆作品諸評および騒動のその後

私にとって、下記の2作は、佐村河内守プロデュース新垣隆作品でとりわけ印象に残った作品だ。iQ180と言われる所以を自分なりに検証する際に聴き込んだ作品であるから。今は反証も出揃っている。その中で、どう感じて、どうジャッジするのか。ある程度の立ち…

佐村河内守作品別人作に思う 7

気づけば、このテーマで1週間経っていた。転送可能な作品は、一通り転送した。バーンスタイン指揮ヴィーンフィルのベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番 をレコーディングした時、ヴァイオリン2名、ヴィオラ、チェロ、コントラバス各1人計5人12組の五重奏団に…

佐村河内守作品別人作に思う 6

今夜から日付が変わり明るくなるころまでに刷新は終える予定。 終わるとようやく、カバンの荷物も軽くなるので。 佐村河内守展の展示は、おそらく2度とない。そのまま転載はする気はないので、ベースにして、自分の言葉に置き換え、文章の圧縮を図る予定でい…

佐村河内守作品別人作に思う 5

昨日、一つのコメントが来た。 まず、初めに手厳しいながらも、的を射た質問にありがとうと申し上げたい。 私自身は、ファン・アンチ問わずあなたのようなコメントはいつでも大歓迎。また答えられないことは、そのことも率直に綴りたいと思えるのだ。 さて、…

佐村河内守作品別人作に思う 4

放っておいてくれと言った人物から、書くたびにリアクションがあり、おいおい、呆れ、と複雑な気持ちだ。 変わらず執着していると言うべきか、お互い平行線でエンドレスループになることはわかっていはずにもかかわらず。その作品が最終的に残るかどうかは不…

佐村河内守作品別人作に思う 3

昨日も1日で1万前後ページビューが上がっていた。一瞬だと思うが、最盛期の創価王道と比べても、伸びが異常である。 帰宅後、コメント返し、リツィート、はてブ、よそのブログへの出向していたらもうこの時間である。会見内容を見て思うことは、それらが事実…

佐村河内守作品別人作に思う 2

正確にはカウントを取っていないのであるが、昨日だけで1万前後ページビューが上がっていた。 原因は、昨日書いた佐村河内守作品別人作に思うと、佐村河内守氏のゴースト・コンポ―サーこと新垣隆氏に2度言及していて、はてなダイアリーは、その淵源であるは…

佐村河内守作品別人作に思う。 1

このところ、クラシック界は、著名人逝去のニュースが多かった。 去年も、作曲家だとアンリ・デュティユー、指揮者だとヴォルフガング・サヴァリッシュといった方々が亡くなられた。 今年も、指揮界の頂点にいたクラウディオ・アッバードが亡くなり、読売日…

4声ポリフォニー合唱 REQUiEM "HiROSHiMA"を聴く

この曲は、2013年8月17日、ミューザ川崎で行われた大友直人指揮の東京交響楽団による演奏会で、世界初演された「弦楽のためのレクイエム・ヒロシマ」のオリジナルである。 私は、「弦楽のためのレクイエム・ヒロシマ」を聴いたときは、J.S.バッハの系譜を感…

吹奏楽のための小品 副題:戦争狂信への警鐘と祈りを聴く

個人的には、愛国を訴えながら、亡国へといざなう者たちに聴かせたい。そんな作品である。 形式は、極めて緻密な3部形式である。交響曲第1番と比べて、20世紀前衛音楽に傾いた音楽となっている。 ただし、弦楽四重奏曲第1番、ピアノ・ソナタ第1番ほど前衛に…

ピアノとヴァイオリンのためのソナチネを聴く

この曲は、今シーズン 高橋大輔のSPで使用されている曲で知っている方も多いと思う。『ほとんど協奏曲のように、相競って演奏されるヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ』とベートーヴェンが名づけたヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47である。「ク…

弦楽四重奏曲第2番を聴く

この曲は全篇緩徐楽章。 ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲、フランク、私がフランス人作曲家で最も好きなフォーレ 弦楽四重奏曲、ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲のエレジーといった作品の影響が垣間見える。 この曲の第3楽章は、映画「桜、ふたたびの加奈…

弦楽四重奏曲第1番を聴く

佐村河内守 弦楽作品集の中で最も現代音楽らしい作品である。 映画「桜、ふたたびの加奈子」では、とびっきりホラーな場面で流れた。 具体的には、娘の転生を信じて狂気に満ちた行動をする時の加奈子、愛娘が事故死する瞬間、亡くなった時のショック、そうい…

無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌを聴く

J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌに似た主題は、ピアノとヴァイオリンのためのソナチネ・嬰ハ短調の第2主題から派生である。 どんどん変奏されていく中で、シェーンベルク室内交響曲第1番スケルツォ部分、バルトーク弦楽四重奏曲で聴こえて…

ピアノ・ソナタ第2番、悲しみのためのドレンテを聴く

ピアノのためのレクイエムのモティーフを基に拡大発展させて誕生したのが、ピアノ・ソナタ第2番である。 この曲がCD化されないのは、献呈された方の意向による。さて、この曲を聴いて感じ取るものは、氏の言葉を踏まえると、東日本大震災で亡くなられた方の…

佐村河内守プロデュース新垣隆 ピアノ・ソナタ第1番を聴き込んでみて

初めに一言、これぞ、アラン・ペッテションの先にある音楽という印象である。CD付嘱の野本由紀夫の解説も交えながら綴る。第1楽章 248小節からなるソナタ形式 4つの動機で、作曲されている。 主調は、二短調。しかし、ほとんどが無調で、調的な部分は、むし…

佐村河内守 Piano sonata NR.1にリトライ

去年、理解が中々進まなかったこのCDを、再び聴いてみようと思う。 とりわけピアノソナタ第1番は、私が今所有している曲の中で、おそらく最も厳しく暗く重くそして激しい。 今度は、手で物をつかむように理解したい。 この轟音の中で、氏が何を表現したかっ…

上向きつつあるか

プロテイン投下で、気が沈む症状は、随分収まった。 佐村河内守 ピアノ・ソナタ第1番と言った重たい曲も、自然と受け入れられつつあるようでもある。 今は、交響曲第1番"HiROSHiMA"とピアノ・ソナタ第1番それぞれの第3楽章を交互に聴いて、共通項と異なると…

佐村河内守 Piano Sonata NR.1を聴いていて。

体調不良の時に聴いているからか理解が進まない。 弦楽四重奏曲第1番の聴き込みが足りなかったことも響いているのかもしれない。 レコード芸術で特選盤に選ばれただけあって、音のバランスがとてもいい。 聴いていると、非常に疲れる。例えて言えば、アラン…

眠い中、都内へ奔走

眠い。くしゃみが止まらない。 池袋のジュンク堂書店で、読もうと思っていた書籍を読んだ。 その一つは、 あとがきを読んでいると、お詫びしたいことがあった。 それは、「奇跡の作曲家」に関すること。 もちろん、私の場合、結果論として使うことがあっただ…