格言

ゲーテの格言 77

芸術の品位は音楽においてはおそらく最も高貴に現れている。それは、音楽には取り除かれねばならないような素材がないからである。音楽は全く形式と内容だけで、その表現する一切のものを高め、気高くする。 【(「格言と反省」から) 芸術と文学について ゲー…

不相応についての考察 8

努力をやめてしまった者はこの世でもあの世でも何もできない。 【サキャ格言集 P132 今枝由郎訳 岩波文庫】 努力することやめじ。止めた時その先は無いからだ。それもあるけれど、何よりも前に進んでいきたいからだ。

ゲーテの格言 77

音楽は最もよい意味で、比較的新奇を必要としない。否、むしろ、音楽は古ければ古いほど、人々がそれに慣れていればいるほど、効果的である。 【(「格言と反省」から) 芸術と文学について ゲーテ格言集 P103 高橋健二編訳 新潮文庫】 ドイツ民謡が音楽の理想…

不相応についての考察 7

嘘で相手を騙したと思うなら自分を騙したことだ。一度でも嘘をつけば真実を言っても疑われる。 【サキャ格言集 P130-P131 今枝由郎訳 岩波文庫】 人を欺くことは自分を欺くことに繋がりたり。嘘をつけば疑われるものです。嘘をつく場面を、作らないことに精…

ゲーテの格言 76

弱々しく病的で、実際むしばまれているから、ロマン的なのだ。古いものは(中略)強く生き生きとしていて、快活で、健康だから、古典的なのである。そういう性質に従って、古典的なものとロマン的なものを区別すれば、事は容易に明らかになるだろう。 【(エッ…

不相応についての考察 6

福徳こそが幸せのもとだから賢者は福徳を積む。誰かが満ち足りているのはそれは福徳を積んだしるしである。 【サキャ格言集 P130 今枝由郎訳 岩波文庫】 福運を積むことは、絶対的幸福への基盤になります。活動できぬ日々続きたり。打開と飛翔のため、祈るこ…

ゲーテの格言 75

最高の幸福の瞬間にも極度な逆境の瞬間にも、われわれは芸術家を必要とする。 【「親和力」第2部第5章から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P102 高橋健二編訳 新潮文庫】 芸術は親友と同じく、苦を和らげ、立ち向かう力を与え、楽しさと喜びを与えます。ゆ…

不相応についての考察 5

悪人をいくら頼っても身内にはならない。【サキャ格言集 P124 今枝由郎訳 岩波文庫】 なぜならば、自らの都合で、離れていく者であるからです。

ゲーテの格言 74

その作品に良いところがあると感じたら、私はそれに近づくことに努める。そうすると、きわめて喜ばしい発見をするのが常である。作品については新しい特性を認め、自分自身については新しい能力を認める。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格…

不相応についての考察 4

法と不法を説く賢者は非常に多いけれど知って実践する人は世の中にはきわめて少ない【サキャ格言集 P121 今枝由郎訳 岩波文庫】 何が正しいか知っていても実践する人は少なし。 ゆえに『まず、初めに行いありき』(ファウスト)

ゲーテの格言 73

今後は何らかの芸術あるいは手工芸に留意しないものは不幸であろう。知識はこのめまぐるしい世の中ではもはや糧にならない。すべてのことに注意しきれないうちに、自分自身を失ってしまう。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P100 高橋…

不相応についての考察 3

法を知っていても実践しなければその法は何の役にもたたない。 【サキャ格言集 P120 今枝由郎訳 岩波文庫】 『まず、初めに行いありき』(ファウスト) 実践があって、法は初めて効力を発揮する。

ゲーテの格言 72

芸術は、見るに堪えないものを表してはならない。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P99 高橋健二編訳 新潮文庫】 見るに堪えないものは芸術に非ず。 この2日間、ケータイから更新。唯一ネットに繋がっているPCが家にいる僅かな時間終…

不相応についての考察 2

偉大な人は敵よりも身内に害されることが多い。体内の虫の他にライオンをどんな生き物が食べようか。 【サキャ格言集 P116 今枝由郎訳 岩波文庫】 獅子身中の虫。

ゲーテの格言 71

人間の作品においても、自然の作品においても、本来特に注目に値するのは、その意図である。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P98 高橋健二編訳 新潮文庫】 ほどよいユーモアは大切。ただし度の過ぎたユーモアは芸術を破壊し、品格を…

不相応についての考察 1

大勢と不仲で権力者と闘い(中略)悪人と仲良くなること(中略)すみやかに自滅のもととなる。 【サキャ格言集 P113 今枝由郎訳 岩波文庫】 悪人と詐り親しみ、心がバラバラで事を成功させようとしても、失敗するだけです。 戒めて参りましょう!

ゲーテの格言 70

ユーモアは天才の一要素である。しかし、それが勝ち過ぎると、天才の代用品に過ぎなくなる。それは、芸術の下落を伴い、ついには芸術を破壊し、滅ぼしてしまう。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P98 高橋健二編訳 新潮文庫】 ほどよ…

本性についての考察 7

幸せと苦しみはすべて夏と冬のように変わる。 【サキャ格言集 P113 今枝由郎訳 岩波文庫】 富や地位、博学などで得た幸せと苦しみはすべて移ろい変わり行くものです。 変わらないものは、何があっても朗らかに乗り越え行く絶対的幸福のみです。

ゲーテの格言 69

素材はだれの前にもころがっている。内容を見いだすのは、それに働きかけようとする者だけだ。 【「格言と反省」から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P97 高橋健二編訳 新潮文庫】 テーマや材料はいつでもどこでもあり、それに働きかける中で、形式や内容…

本性についての考察 6

最高の友は騙さない人。 【サキャ格言集 P113 今枝由郎訳 岩波文庫】 時には痛烈に言う事があっても誠心誠意誠実で騙したり欺いたりしない方こそ、最高の親友です。 気がつけば明日で当ブログSTARTより1年が経ちます。 というわけで、明日は、現状も含め綴り…

ゲーテの格言 68

芸術品というものは価値ある対象に基づくべきもので、最後にその取り扱い方の巧妙さと苦心と努力によって、材料の価値を一段とよく見事にあらわすていのものでなければならない。 【(「詩と真実」第2部第7巻から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P97 高橋健…

本性についての考察 5

智恵があって勤勉なら何が出来ないことがあろうか。 【サキャ格言集 P110 今枝由郎訳 岩波文庫】 知性ある勤勉な方に不可能の3文字はありません!!

ゲーテの格言 67

芸術も人生と同じく、深く入りこめば入りこむほど、広くなるものである。 【「イタリア紀行」1789年10月19日夜、から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P96 高橋健二編訳 新潮文庫】 幾多の傑作に触れれば触れるほど、より深くより広い世界だと、理解するこ…

本性についての考察 4

偉い人に師事すれば劣った人でも偉くなる。 【サキャ格言集 P106 今枝由郎訳 岩波文庫】 そうようきびにふしてで始まる御文を想起します。忙しい中、どこまで師を求められるか。これから更に、忙しくなり、人に会えなくなって行く。それでも求める思いだけは…

ゲーテの格言 66

よいものを享受するのが、喜びであれば、よりよいものを感ずるのは、より大きな喜びである。そして芸術においては、最善のものに至って、初めて満足がある。 【「イタリア紀行」1789年3月3日、から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P96 高橋健二編訳 新潮文…

本性についての考察 4

貪欲な人は財があれば喜び傲慢な人は褒められば満足する。愚者は同類を喜び賢者は真実の言葉で満足する。 【サキャ格言集 P105 今枝由郎訳 岩波文庫】 人は得てして蔵の財、褒められればいい、狭い内輪の似たもの同士の中に安穏としがち。それを打破するため…

ゲーテの格言 65

何が汝の義務であるか。その日その日の要求。 【「格言と反省」から 行動について ゲーテ格言集 P94 高橋健二編訳 新潮文庫】 人は自らの義務を忘れやすし。その日その日の自らの周りの要求を満たしているであろうか。私の現状は、否。 その日その日の要求を…

本性についての考察 3

怠慢で努力をしない人は力があってもだめになる。 【サキャ格言集 P93 今枝由郎訳 岩波文庫】 この1ヶ月間、成実に働き抜いた。努力を怠らず。しかし、人よりも欠ける点多き者、周りから見られることあらず。 それ以上に、傲慢で向上せねば、力ありともすべ…

ゲーテの格言 64

いかにして人は自分自身を知ることができるか。観察によってではなく、行為によってである。汝の義務をなさんと努めよ。そうすれば、自分の性能がすぐわかる。 【「格言と反省」から 行動について ゲーテ格言集 P94 高橋健二編訳 新潮文庫】 自分自身の事は…

本性についての考察 2

多くの者が意を一つにすれば弱者でも大事業を達成できる。 【サキャ格言集 P93 今枝由郎訳 岩波文庫】 この言葉から想起した御文は、 異体同心なれば万事を成し同体異心なれば諸事叶う事なし【日蓮大聖人御書全集(聖教新聞社) P1463,以下同】 百人・千人なれ…