音楽

魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語、永遠の物語を見た

Twitterに書いた1巡目感想を基に。 印象に残るシーンを順番にあげるとTV版の3話で死亡する巴マミさんの戦闘シーンから。 kalafina の未来が流れる流れから死に至るとはまず思いもしないと思う。その場面のマミさんのセリフは、印象的なものが多い。魔弾の舞…

ひぐらしのなく頃に粋 プレイ動画を見た

かつて京田辺でこの作品を見たと思われる中学生が、作品同様に斧で殺害を図りアニメの第2シリーズが途中放送中止になったことでも知られる作品でもある。コミック、小説は有害図書扱いになっていることも。該当場面は、作者の伝えたいことではない。してはい…

岡崎律子さん11回忌に贈る歌

今年も、気が付けばこの日。Twitterからの加筆再構成。初めに、聴いたのはこの歌 melocure Agape この歌 この春に入って、なぜか良く聴いた。 今宵の月に誘われて 素顔 Life- この歌は、林原めぐみさんのヴァージョンで聴いている人が多いのではないだろうか…

バイロイト音楽祭1981 ホルスト・シュタイン指揮パルジファルを観た

映像美ではハンス・ユルゲン・ジーバーベルクに劣る印象だ。ただ最もスタンダードな演出ではないだろうか。それゆえに安心して観れる。 アンフォルタスもクンドリーを生かして終える点も良。それゆえに、聖餐の場面の神秘性が強まる点はいただけないところ。…

クレメンス・クラウス指揮パルジファル バイロイト音楽祭ライブ1953を聴いた

ヴィーンで生まれ育った巨匠ということもあり気になり手に入れた。 まず冒頭から引き込まれる。 1st Violinが初めて、聖餐のメロディを奏でるところ、いい具合にポルタメントがかかっている。 後のショルティ指揮ヴィーンフィルの冒頭と同じかけ方。この効か…

ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク監督 映画パルジファルを見た

これはTwitterで書いた内容を加筆再構成したもの。 これは凄い。映画だからこそできる見せ方。実は、パルジファルは、ヴァーグナーオペラの中で、最も早い段階で、実写映画化されていたみたい。なんと第2次世界大戦前から記録がある。この映画の解釈の仕方は…

ショルティ指揮ヴィーンフィル演奏のパルジファルに聴き入る

クリスチャンの世界はイースター、エピゴーネン達の音楽は断続的に聴き続けたが、14年ぶりにヴァーグナーが聴きたくなった。その頃好きになれなかったパルジファルに。劇薬ぶりに、またナチスのこともあり慎重に考察を進めたい。 UP時期を考慮しても再生回数…

新日本フィルハーモニー管弦楽団第537回定期演奏会 ヘンヒェン指揮 モーツァルト後期3大交響曲を聴きに行く

またまた過密シフトを承知で行く。二階席真ん中よりやや右寄り6列目。できれば最前列で取りたかったのだけど。この日道を間違えて大遅刻。交響曲第39番の第3楽章が演奏される時に到着。中で聴いたのは第40番が始まってから。ヴィーンフィルのゲネプロで聴い…

よこはま みなとみらいホール第190回オルガン・1ドルコンサートを聴きに行く

過密シフトを承知で行く。自由席のため、会場で座席が選べる。ネットの情報から3階正面最前列へ。コンサートが終わったあと隣の座席の御婦人からオルガンを聴く際最も音響がいい場所がこの辺りとのこと。 演目は、J.S.バッハのトリオ・ソナタ、メンデルスゾ…

ザ・シンフォニカ第57回演奏会 高関健指揮 ブルックナー/交響曲第8番を聴きに行く

過密シフトを承知で行く。自由席のため、会場で座席が選べる。ホールは、すみだトリフォニー 大ホール。 ネットで調べた結果、座席は3階正面最前列に。金管が弦より聴こえがちと書かれていたが、実際にそうであった。ショルティ指揮シカゴ交響楽団演奏のブル…

Every Little Thing Someday,someplace

毎年、3月3日になると必ず聴きたくなる歌。 16年前の1999年のこの日にリリースされた歌。リアルタイムで聴いたわけではなく、ヘビロテしたのは、その3年後の春、高校生になった頃、登校ランニングしながら聴いたことを今でも思い出す。 晩年の岡崎律子さんの…

ヨーゼフ・クリップス その1

音楽関連に関して、まずは、ヨーゼフ・クリップスについて綴ろうと思う。 経歴は、彼のモーツァルト作品について書く際に、詳しく書こうと思う。 先週で、簡単に経歴について書いているので、そちらを参照を。これからヤフオクで購入した分が届くのであるが…

去ってゆく仲間、そして今

もう今月から直接関わることはなかったのであるが、昨日でまた仲間が去って行った。 思えば、直接関わったのは、去年の3月16日以降。 最初は日曜朝、4回あったかどうか。そして去年の秋、まさかの朝方。 生活リズムが狂っていき、遅刻も多かった彼女。 まだ…

雪が溶けたら春になる

先日、ここ首都圏でも雪が降った。 ここで関係ないような気がするが、去年11月の後半から、昔夢中で見ていたアニメを振り返ってみていた。 具体的には、フルーツバスケットとARiA。Twitterでは後述する岡崎律子さんが作詞した歌詞ともども、毎日のように、無…

音楽関連で振り返る2014

何といっても、SN騒動のショックが大きい。 あれからも何度も振り返ったが、防御策は見いだせていない。二つ目は、ジョージ・セル指揮魔笛、今年亡くなったブリュッヘンらによるモーツァルト再発見。また同じく今年亡くなったアッバード指揮によるグレの歌に…

シェーンベルク グレの歌 サイモン・ラトル インタビューから

400人関わっているが、世界で最も大きい「弦楽四重奏曲」である。 作曲した時、若干26歳。管弦楽作品の作曲経験0。シュトラウス、マーラーをすべて包含した非凡な才能を持った人が生み出しだ作品。この作品はあまりにも大掛かりで、後の彼に大きく影響してい…

for RiTZ そして シンフォニックレイン

モーツァルト、YMO関連で記事を書こうと当初考えていた。それを棚上げして、岡崎律子さんのFor Ritzそしてその楽曲の元versionが収められた美少女ゲーム+音ゲームである、シンフォニックレインの歌を取り上げてみようと考えたきっかけは、ほぼ同時期に、岡崎…

Mozart K.543 Symphonie NR.39 Ess-durに聴き入る、そしてYMO TECHNODELiC,SERViCE聴きこみ始める

今回の喘息期間、途中からグレの歌で眠れなくなってしまった。 その代わり非常に効果的だったのがモーツァルト後期3大交響曲。とりわけ第39番である。これまでヴルーノ・ヴァルター指揮NYフィル演奏、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団演奏を比較的…

久々の書き込み。今を乗り越えるために、そして余談を

P.S.1014.10.14 これがサイトウキネンフェスティバル2005におけるグレの歌上映ハイライト。舞台があまりよくないとの意見も。アルノルト・シェーンベルクセンターのアカウントからの配信のため、公式ととらえていいだろう。P.S. 2014.10.11 現状に食らいつく…

ひたすら落胆

10日はまさかの朝から宵までのシフト。その前日のシフト上りはまさかの遅刻の被害を受けたりで正午。14時間職場にいた計算になる。この2日間の睡眠時間は11時間とやや少なめ。ビタミンB群、C,E、亜鉛接種をこの日しなかったことも1因か。体調を考えなければ…

明日は、読売日響定期演奏会へ

場所はサントリーホール。ミューザ川崎の方が音響がいいのにといいたいところではあるが、このオケは、定期をあの場所では行わないので仕方ない。それより、ちょっぴり長い残響時間から生まれるまろやかなホールトーンを堪能したい。場所は、1階席6列目の1番…

スコット・ブラッドリー

初期のトムとジェリーを手掛けた作曲家で有名。 わけあって聴いていた。アニメーションと合わせて。 それは、サイモン・ラトルが、この方が作曲するとき、シェーンベルク グレの歌のスコアを携えていたこと。 また、J.ウィリアムズの師でもある、カステルヌ…

グレの歌の舞台

デンマーク ヘルシンゲル(Helsingør)、英語では、エルシノア(Elsinore)。そう、シェイクスピアのハムレットの舞台クロンボー城がある街である。なお、シェイクスピアは訪れていない。 グレの城は、この街から少し内陸に入ったあたりにあるグレ湖の湖畔にある…

ギレリスのベートーヴェン ピアノ・ソナタに心打たれる

秋雨らしい天気が続く。心身の疲労、陽射しも少なく、気温も下がり、ジメジメという気象変化が重なった結果であろう。 不思議と体がびくびくする中で動き、悪循環になっていき。 その心境は、この2曲のアダージョに近接していたからだろうか。 ここ数日ずっ…

ジョージ・セルのベートーヴェンが素晴らしい

歓喜の歌のグンドラ・ヤノヴィッツ、エルンスト・ハフリガー、ヴァルターベリーといったソリストも素晴らしいが、足で式台を力強く踏んでアンサンブルの統制を図るジョージ・セルの他流試合がもたらした、絶妙なアンサンブルが聴きもの。アルトの合唱も、木…

マーラー演奏に思う

マーラーが生前弟子であるブルーノ・ヴァルターよりも、メンゲルベルクを自分よりも上と好んでいたのは有名であろう。 この論理で行くと、ビブラード、ポルタメントが頻繁かつ強くかかるのはさることながら、テンポもかなり揺らすことになる。全体の揺らし方…

グレの歌考察 その2

この曲は、シェーンベルクが後に書いた室内交響曲第1番のように、「太陽」の動機、「愛」の動機、それらに対する動機(多くは2つの動機の変形)からなるソナタ形式の提示部と冒頭は取れるし、前奏曲が後のドイツ語オペラのプロローグへの萌芽とも取れたり、第3…

グレの歌考察 その1

石田一志の著書、シェーンベルクの旅路を見ていくと、以下の特徴が見えてくる。 原作のヤコブセンの詩は、19篇。そして、9つの場面に分かれている、1-4.5.6-7,8,9と。ヤコブセンの脳裏には5幕9場のドラマが存在していたかもしれないとも。シェーンベルクは、…

クラウディオ・アッバード指揮ヴィーンフィル演奏シェーンベルク グレの歌を追悼の意を込めて聴く

これは素晴らしい。後期ロマン派ではこのオーケストラのオルガントーンは聴けないと思っていたが、そこからしてまず裏切られた。 木管の合奏で、マルセル・デュプレを彷彿とさせるような、甘美でまろやかなオルガントーンが出ていることに驚かずにはいられな…

ブルーノ・ヴァルター指揮ニューヨークフィル演奏交響曲第39番を聴く

私が聴いた中では、ジョージ・セルでもあまり印象に残らなかったこの曲が、ヴァルターは、とけあう音色と、歌心で心をわしづかみにする。政治に関しても、書きたいのであるが、体力的に現在ギブアップ。書ける時に、綴る予定。