YouTubeで集めたJ・S・Bachそして、マタイ受難曲


マタイ受難曲について書籍を調べると、西洋音楽の最高峰の1つとして名前があがるようです。

これが興味を持ったキッカケの一つです。

冒頭から順に聞くのは、初めて聴く人には、苦しい気がします。

私は、それで断念しました。

長いことと、美しいところが冒頭は少ないため、合唱とコラールから聴き始めて、ついでアリア、最後にレチタティーヴォで曲の良いところを探すのが良いように思います。

フィナーレの合唱とコラールは、圧巻の一言です。

キリスト教音楽の荘厳さを理解するためにもいいですし、言葉では表せませんが、なかなかいいものです。

曲の組み立てでいえば、レチタチーヴォはアリアの序奏の役目を果たしていること。アリアとレチタティーヴォそのものはキリスト教とは正反対であり俗な音楽であるオペラの概念を上手に取り入れたこと。これ以上手の加えようがない見事な対位法に裏打ちされた響き。これらが技法的には注目される点です。

そして、その徹底された半音階による楽曲であることから、これこそロマン派の目指したサウンドの極致という評されることもあります。その半音階的進行からそう評されているようです。



今度は、正当派の映像を御紹介致します。

まずは、以前御紹介できなかった音楽の捧げもの 「6声のリチュルカーレ」


では、本題のマタイ受難曲 冒頭合唱


そして、この曲の最大のハイライト、終曲合唱です


この曲は、受難曲。そして、その受難者は、キリストのことです。

その教えを、最後まで信じ抜いて殉教されたという点でいえば、牧口先生・熱原の三烈士とも共通していますね。

学会歌で、殉教を歌った歌は、「熱原の三烈士」だけであると思います。

「熱原の三烈士」を書くときが来たら、私が確認を取った範囲で、他宗の殉教・受難をテーマとした曲にも触れながら書いて参ります。




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