クラシックについての試案

マタイ受難曲の音楽の壮大さ・精緻さ・大胆さ・精神性、モーツァルト 交響曲第41番のギリシャの建築・彫刻を思わせる明瞭・明晰・メロディアスさ、ハイドン交響曲第102番の典雅な形式美・ブルックナー交響曲第8番のソナタ形式の中での徹底した対位法的発展(和声もともに大事にしながら)、ルトスワフスキの楽曲の相反する要素を統合させた論理性、有機的に融合した交響曲の各要素を、凝縮された音の中で表現しきったシベリウス交響曲第7番、これらの楽曲の論理性と形式美を基調に、様々なサウンドを取り入れながら、形式と内容の一致を見たものを、仏法を根幹におきながら生み出して参ります。もちろん、リズムも、メロディも大事です。しかし、その思想に反する内容のものは、排斥してはなりません。人間社会に一貫した価値体系を仏法を基調にして作り上げること、ただし異なる価値体系であっても排斥してはならず、異なる価値体系であっても、良いところは認め合うことです。


これがこれから私が探し求めていきたい、作り上げていきたい音楽(および芸術)像となります。
これで、一流の音楽を探す旅 in KLASiK編を終わります。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



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