勝利の一年を共々に
「地涌」とは、あらゆる「壁」を突破する力だ。
敗戦という未曾有の危難のなかで迎えた昭和21年の正月、時の東大総長・南原繁博士は、ラジオを通じて訴えた。
「制度組織の改革にも優して、内面的な革命―人間の思惟と精神の革命―がなされなければならぬ」
博士は、それを「人間革命」と意義づけられた。博士は、年頭のラジオ演説をこう締めくくった。
「富士の霊峰は元朝の光に染められて新たな未来を象徴するがごとくである。われわれは新たな希望と勇気とをもって、われわれは新たな希望と勇気とをもって、われわれの前におかれた一筋の道を真っ直ぐに進もうではないか―たといそれがいかに荊棘と苦難に叢がり充ちていようとも」フランスの著名な作家アンドレ・モロワは、81歳となった1966年、1冊の新著を発刊した。タイトルは『初めに行動があった』である。
80歳を越えて、"行動のなかにこそ幸福がある"と高らかに宣言したのだ。
このモロワが。声を大にして訴えた一点もまた、「人間革命」であった。
「最も深い革命は精神的なものである。精神的革命は人間を変革し、こんどはその人間が世界を変革する」
しかも、彼は、"1人の人間革命"が真の出発点と洞察した。
「ただ一人の人間も、―それが英雄であれ聖者であれ、―大衆に一つの手本を提供することができるし、その手本の模倣は地球をもくつがえすであろう」
「今、世界の人びとに『自身の人間革命』を促し、励ましを送り続けているのは、創価の師弟です」とは、デンバー大学のナンダ副学長の期待である。
「第一歩を踏み出せば、"困難"を一つ一つ克服することなど、ずっとたやすいことです」
ともあれ、広宣流布は戦いだ。仏と魔の熾烈な攻防戦だ。遊び半分では、絶対に勝てるわけがない。
だからこそ、勝つために信念を貫くことだ。勝つために智慧を絞るのである。
そして、勝つために死力を尽くすのだ。
特に、人間学校の哲学を、戸田先生は教えて下さった。
「心の世界は、いくらでも変化することを忘れるな!
礼儀正しく、誠実に、心から粘り強さをもって接していくことが大切だ」風雪に
断固 負けるな
君と富士
何であれ、人の何倍も悔しい思い、苦しい試練に耐えながら、戦い抜いてこそ、富士のごとく屹立した人格ができる。烈風を受けるなかでこそ、何ものにも揺るがぬ自分自身を鍛え上げることができるのだ。
「強敵が人をば・よくなしけるなり」(御書P917)昭和33年の年頭、戸田先生は、「一生空しく過ごして番債悔ゆること勿れ」(御書P970)との一節を拝して訴えられた。
「きょうよりも明日、今月よりも来月、ことしよりも来年と、いよいよ信心強盛に励むことが、一年の計の根本となるのだ。
まず、肚を決めよ!決まったら、勇ましく進め!」広宣と
創価の英雄
君なれば
今年も断固と
勝利 勝利で【随筆 人間世紀の光 「勝利の1年」を共々に 2009.1.6-7 聖教新聞掲載】
師匠の激励に心を打たれました。
青年よ 使命に生き抜け!勝ちまくれとの熱い思いが言葉となって表れております。
連日のように、同士一人一人を激励するため、多くの和歌・詩を下さっております。
ゲーテ著「ファウスト」では、主人公ファウストが聖書の有名な一節「まず、初めに言葉ありき」を「まず、初めに行ありき」と表現しております。
何よりも実践であります。頭で考えたことを実践しない私が苦手とすることです。
一人の一人が人間革命を!!その宿命転換する中でしか人は成長しない。私が2年前に、ようやく理解できたことでもあります。
無理難題が迫る日々が続きます。その中で、実証を示して勝とう。皆様も、絶対無事故を!!お元気で!!
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