2009.4.5-4.10の聖教新聞から、考えさせられたこと

興味深いことに、仏典には修行の中身は綴られているが、肝心の法華経が説かれる場面はない。これについて、池田名誉会長は「修行そのもの、行動そのものに妙法蓮華経が伝えられる」と講義している(『法華経智慧』)。
師弟の魂の継承――それは何も特別な儀式ではない。弟子が懸命になって師に仕え、誓いを果たす。その実践に師弟の魂は宿る。創価の師弟の精神も、決して遠くにあるのではない。広布拡大に励む今の私たちの心と行動にこそ、受け継がれていく。

【2009.4.5 聖教新聞 名字の言】

そして、人として最大の功徳とは、正しい仏法の師の許で弟子として、その師の理想を我が人生と決めて、
師の仰せのままに生涯を捧げられることにあるように思います。そしてそれは『弟子が懸命になって師に仕え、誓いを果たす。その実践に師弟の魂は宿る。』との言葉とも一致します。何があっても、このことを忘れずに、生き抜いて参りたい。

SGIの精神も、人類という同胞の幸せの実現にある。ゆえに、"社会のために何ができるか"という、社会貢献の眼を常にもって、運動を進めていくことが大切になるのだ。

【2009.4.8 聖教新聞 新・人間革命 潮流62】

自己中心的になってはならないとの戒め。自分の自己顕示欲に負けて、「私が正しいのだから、私を攻撃する者は、すべて邪義です」と、何の理由もなく言うような人間には、絶対になってはいけませんね。信心していながら、第六天の魔王に生命を支配され、師匠をないがしろにする「嫉妬」と「慢心」に負けてはならないと誓う。

「本当に大事なことは、日々の学会活動です。目立たぬ、地道な活動です。そして、メンバー一人ひとりが、信心の喜びに満ちあふれ、地域や職場で信頼を勝ち得て、勝利者になっていくことです。そのための力となる運動でなければならない」
(中略)
「良い報告よりも、むしろ、事故など、悪い事態が生じた時こそ、きちんと報告することが大事です。そうすれば、あらゆる手が打てる。次の事故を未然に防ぐこともできる。幹部は、自分の立場を守るために、悪い報告を握りつぶすようなことがあっては絶対にならない。その体質が最も危険なんです」

【2009.4.9 聖教新聞 新・人間革命 潮流63】

これこそが、学会活動の根本。だからこそ、そうしたことを軽んじ、そうしたこともせずに自分が正しいと思っている人を信じてはなりませんね。報告は、正確且つ迅速に。悪いことは特に。隠蔽は魔に食い破れる元。気をつけて参りたい。

「信心の基本は、どこまでも題目と教学と学会活動です。それを根本に、同志と仲良くスクラムを組んで、次の目標に向かって、楽しく進んでいって下さい。皆さんが和気あいあいとしたご家庭を築き、それぞれの生活を盤石にしていかれるよう祈っております。

【2009.4.10 聖教新聞 新・人間革命 潮流64】

周りと呼吸を合わせていきたい。人一倍苦手であるから、特に。また一人一人の勝利と幸福を池田先生が祈っていることを改めて確認したり。もう一度、頑張ろう。



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