行為についての考察 11
愚者が誤った道を歩けば
愚かと見なしてよろしい。
賢者が誤った道を歩けば
どうしてなのか考えてみる必要がある。
【サキャ格言集 P156 今枝由郎訳 岩波文庫】
私は愚か者の塊である。
人生最後で勝利された偉人であっても、その波瀾万丈の人生の中、失敗敗北は多々あった。
人生の最終盤を完勝したのは、そこから失敗を踏まえ負けまいと行動し抜いたからにほかならない。
偉人の失敗は、誰しも経験することだとつくづくおもう。
なぜなら、青年期、それこそ失敗と敗北続きで、人生のドン底を経験し、だれよりも苦労し、あらゆゆことを乗り越えてきたのだから。