昨夜脳内ヘビーローテーション曲

何故かは、わからないが、昨夜仕事中頭の中で鳴り響いていた曲達を。


Erik Satie Gymnopedie No.1 .
調性音楽全盛期にあって、教会旋法、並行音程、並行和音で作られた問題作。御存じ、作曲者の名前を知らなくても聴いたことがあるであろう作品。20世紀フランス音楽の元祖、エリック・サティの最も有名な作品。22歳でこの曲を作曲。1995年頃のTBCのCM,アニメでは、プリンセスチュチュにて、プリンセス・クレールのテーマとしての使用が非常に印象的。
主題は、「ゆっくりと悩める如く」とのこと。
曲が終わるときの和音、マルセル・デュプレ、J.アランのオルガン曲で同じ和音で終わる曲があった気がする。Wikiにも書かれているけれど、不思議と落ち着く曲だ。パリみたいな場所で聴くと、お洒落な気がする。フランス文化も吸っているけれど、ヴィーンは違和感がある。シュトラースブルクやスイスのジュネーヴといった街の方が、イメージには合いそう。
お洒落で香しい、そしてなんと内省的な曲だろう。



"The Imperial March" by the Vienna Philharmonic Orchestra (HQ).
そしてなぜか、これがヘビーローテーションだった。理由は、不明。

この2曲で共通していることは、とてもメロディーがキャッチ―なことと、音楽語法として旋法が使用されていることくらい。