2013年12月衛星放映に思う

最後の池田先生の、ご指導。
これがすべてではないかと思う。

河合師範や辻武寿氏の言葉を引いているブログは多々ある中。

「悪鬼入其身」の反対で、「梵天、帝釈、日天、月天よ、入り給え!」
「全学会員に、わが地域のすべての同志の方々の生命に、梵天、帝釈、日天、月天よ、入り給え!」ーこう祈れば、今よりも千倍、万倍の力が出る。
これが生命変革の「祈り」である。「信仰」である。人間革命への”秘伝”である。
【第48回 本部幹部会 2007年7月】

その中で思うことは、その中で、生命の濁りからか、転落していく諸兄も見てきた。
今、まさにその輪を断ち切ろうとしているように思える。

更なる飛翔を誓って!!
最後に、ゲーテ ファウスト下巻フィナーレ 神秘の合唱の言葉を引いて

Alles Vergängliche Ist nur ein Gleichnis;Das Unzulängliche,
Hier wird's Ereignis;Das Unbeschreibliche,
Hier ist's getan;Das Ewig-Weibliche
Zieht uns hinan.

すべて移ろい過ぎゆく無常のものは
ただ仮の幻影に過ぎない。
足りず、及び得ないことも
ここに高貴な現実となって
名状しがたきものが
ここに成し遂げられた。
永遠の女性、母性的なものが
われらを高みへと引き上げ、昇らせてゆく。

ゲーテが書き残した最も美しく、また力強い言葉で、とても好きだ。
リンクは、マーラー交響曲第8番のエンドから。私の1番好きなショルティ指揮シカゴ交響楽団演奏のものを。ここの神秘の合唱の雛型になっていると思われる音楽は、おそらくリヒャルト・ヴァーグナートリスタンとイゾルデ」のエンドこと愛の死のように思う。この曲の高揚感、輝かしさ、力強さは、古今東西の音楽の中でも随一と改めて思えてきた。ということで、再びi-Phoneのプリセットに入れるとともに、HDに取り込んだ。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団も、ショルティ版と同等以上の録音品質*1で、インテンポ基調且つ絶妙に揺らした演奏と言うことで、年末から年明けに聴いてみようと思っている。この日、今まで感銘を受けなかった第2部だけで、3回は聴いた。

*1:但し、第一部の一部でホールの残響特性の悪さから来る音響飽和があるとのレビューあり