耐久戦11日目

どうしようもないとは言え心身疲れ果てていく。というよりも、燃え尽きそうな感じだ。
私自身、長時間労働は慣れているのであるが、それでも週1日休みはあった影響が大きい。といっても、その間隔は12-13時間くらいでしかない日が殆どだったのであるが、ノンストップシフトは過去1-2回しか経験がないため。心の準備ができずにこの時を迎えたのは致命傷。
心身の疲れがかなり酷い。
終盤集中力が切れていることを実感。自責感情に苛まされる自分。
頭の切り替えが悪くなっている様子。
今のグロッキーな気分を音にしたらこういう感じになるだろうか


思えば、これほどまでに短調モーツァルトに聴き入るのは初めてかもしれない。
ト短調の弦楽五重奏曲の第1楽章と交響曲第40番の第4楽章。第一主題がほとんど似たメロディ。
対の主題の雰囲気も似ている。ともにとてもポリフォニックで、ずっとメロディの追っかけをしている。
小林秀雄「モォツァルト」で悲しみは疾走していくと書いたのは、実は弦楽五重奏の方。誤って伝播されているが。個人的には、ヴィーン移住後、短調の作品を時折出す頃には、屈託のない無邪気な明るさの中にでさえ、悲しみが駆け抜けていくと言うイメージができてしまった。

帰宅時には、この曲も聴いた。死をテーマにする時には、やはりこの曲が個人的には一番

36分13秒からの第3楽章。作曲者の「生への告別」という言葉が含蓄溢れる。

やはり沈んだ時には佐村河内守プロデュース新垣隆 交響曲「現代典礼」の第2楽章6分30秒台から始まるファンファーレ、第3ガクショウサイショノカタストロフにも、お世話になっている。
日々の心のケア、生命力旺盛さが勝負の要となっていく。