耐久戦は16日に突入、モーツァルト レクイエムとブルックナーの関連性

頭の中で、モーツァルトのレクイエム ラクモリーサ→キリエ結尾→怒りの日の無限ループで奏でられる。
職場にいる間、ほぼ途切れることなく流れている。
ドラクエ4の全滅曲、チャイコフスキー「悲愴」、轟音・クラスター音がひっきし無しに奏でられるよりははるかにましであるが、もの凄く体力が抜き取られている感がある。

ブルックナーは、モーツァルト レクイエムが大好きで、曲想に反映されていたと言う。
数年前にこの情報は見ていたはずであるが、忘れていた。
これで、レクイエムと共通するメロディ、和声進行が出てくることに納得した。
ヘルゴラント、交響曲緩徐楽章そしていうまでもなく宗教音楽で、共通するところが多かったりする。
そして、そういった経緯から、iPhoneレパートリーから外れたブルックナー楽曲は多い。

交響曲第5番 (ブルックナー) - Wikipedia ニコラウス・アーノンクールによる考察は、とても興味深い。
私自身、図書館でアーノンクールが指揮したブルックナー交響曲第5番を借りたので、この文章は実際には読んでいたはずだ。

よく知られたことだが、篤信家のアントン・ブルックナーは、年に一度はかならずモーツァルトのレクイエムを聴くことを望んでいた。彼にとってこの曲はキリスト教音楽で最重要な作品であり、到達不可能な規範であった。
長期にわたる準備、そして厳しい自責の念を経て、モーツァルトのレクイエムの入祭唱(イントロイトゥス)の冒頭部分「レクイエム・エテルナ(永遠の平安を)」に付された音にもとづき、彼は第5交響曲を作曲した。

交響曲第5番 (ブルックナー) - Wikipedia ニコラウス・アーノンクールによる考察

『年に一度はかならずモーツァルトのレクイエムを聴くことを望んでいた。』は覚えていたが、それ以降の文章を忘れていた。