オフの一日、秋葉原、上野へ

秋葉原へいった理由は、eイヤホンで、Fidue A81とVictor HA-FX850を聴き比べるために。
テストで聴いた曲は、Steely Dan "AJA"とゲオルグショルティ指揮  マーラー交響曲第8番 第1部展開部。
この2曲を聴いていいなら、おそらくどんな音楽でも問題ないだろうという判断で。
解像度はFidur A81の方が良好。低音の質感や空間表現はVictor HA-FX850の方が好み。リケーブルで、解像度を上げて、中低音の膨らみが抑えられればVictor HA-FX850の方が良いというのが率直な感想。
秋葉原タワレコで、カラヤン 最晩年 モーツァルト・レクイエムとカール・ベーム指揮ヴィーンフィル演奏 モーツァルト交響曲第40番、第41番を購入。
上野恩賜公園へは9年ぶりに降り立つ。写真は後日アップ予定。といっても、Twitterではもう公開したのだけど。
桜は素晴らしかった。お供で聞いたのは、当初堀江由衣「楽園」を聴いていた。しっくりこないので、モーツァルト フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299を聴いていた。ただ、気分としては、ARiAのサントラの方がよりシンクロ率が高くて、アドリアの海辺辺りを脳内再生していたりする。


ゴンチチ以上に、まったりのんびりとした音楽が心地いい。心情としては、モーツァルトよりもシンクロ率が高かった。

聴いていたモーツァルト楽曲は、K.299とK.452の編曲。


私が所有しているのは、最も有名なパイヤール、ランスロらが共演した演奏。雅そのもの。華やかな桜、鮮やかな緑、おいしい空気と相まって、洒落且つ雅。モーツァルト長調作品は、秋は当然として春にピッタリ。

そしてK.452の編曲で、私が聴いている編曲に近いのは、

オリジナルでは、弦楽器パートはすべてピアノ。あと、第1楽章のLargoからAllegro Moderatoに移る際のピアノパートが欠落しているように聴こえる点が大きな違い。何も知らないで聴いていると編曲とは思えない。とりわけ最後のピアノ協奏曲にも似た第2楽章の天国的な美しさ。こういう曲を聴きながら、休みを過ごすのは、私にとって最高の贅沢である。
美しい瞬間からが次から次へと出てくる。モーツァルトが生前、自作の最高傑作と述べたのも分かる気がしてくる。
良い曲なのに、あまり話題にならないのがもったいないくらいである。
なので、この曲が好きな人はモーツァルト通のイメージがある。