ジョージ・セル指揮ベルリンフィル演奏による交響曲第29番を聴く

ジョージ・セルは、なぜか手兵クリーヴランド管弦楽団とこの曲を録音しなかった。ライヴもないようである。もっと長生きしていれば、したかもしれないが。というわけで気になっていた。
内容は、ヴィーン・ザルツブルク情緒があるわけではないが、壮麗かつ歯切れがよくて素晴らしい。
この曲は、ヴィーンフィルでなくとも管楽器の合奏がオルガントーンとなって響きやすいというのもプラスである。
モノラル録音ながら、ヴァルター指揮ニューヨークフィル演奏と並んで推しである。

この2日前、ひさぶさに星空が美しかった。といっても天の川が見えるほどではなかったのだけど。
今年の7月7日は、月こそ見えたが、南の空は雲。というわけで、あの星座たちは見られずに終わった。