魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語、永遠の物語を見た

Twitterに書いた1巡目感想を基に。
印象に残るシーンを順番にあげるとTV版の3話で死亡する巴マミさんの戦闘シーンから。
kalafina の未来が流れる流れから死に至るとはまず思いもしないと思う。

その場面のマミさんのセリフは、印象的なものが多い。魔弾の舞踏という屈指のアクションシーンの影響もあるけど。
劇場版では削除された

優雅に、華麗に、だって私、魔法少女だもの。

劇場版でも聴けた

私、もう何も怖くない。独りぼっちじゃないもの。

その死後、絶望を見て味わう、重く暗い展開に。輪をかけて煽るQB。愛嬌あるわ、理不尽な契約等は、まさにメフィストフェレス
この前後から劇場版オリジナル曲が増えていく。3拍子が多め。
母親とのやり取りは、母と決別する場面が1番印象的。次いで、間違え方も覚えておきな、正しすぎるその子の分も間違えてあげればいいのやりとりも。
この作品に出てくる魔女は、ゼノサーガグノーシスに近い。最終盤で出てくるワルプルギスの夜が一般人からはスーパセルにしか見えないは、ゼノサーガグノーシス虚数領域の存在で実体に触れることができないことが類似。魔法少女が絶望した成れの果てが魔女もグノーシスに近い。グノーシスだとプラス人から拒絶がある。
人魚の魔女VS杏子さんの場面の杏子さんのセリフは、1位に挙げる人も多い。

独りぼっちは......さびしいもんな......いいよ。一緒にいてやるよ......さやか

最初に魅せられたのは、TV版10話に当たる芸術家の魔女撃破シーン。絵と音楽もよくて、とてもシンクロしているから。この時に流れるCredens Justitiamに魅入られてこの作品に入った経緯があるので、とても思い出深い。マミさんのみんな死んじゃうしかないじゃないで、仲間と心中しようとする場面があるけど、自分は、マミさんが、豆腐メンタルとは思えない。と考えるのは、絶望し切っていたら、すでに魔女になっていただろうから。むしろタフに思えてくる。
10話にあたる場所以降パラレルワールドだったことがあかされるけど、この時のループのほむらさん、まどかさんのセリフは、鎮痛で印象的。

嫌なこと、悲しいこともたくさんあったけど、護りたいものもたくさんこの世界にはあったから。

この言葉は、今の職場で味わったことそのもの。だから脳裏に焼き付いて離れない。