あと1日でオフ、その前に待ち受けるもの

夜勤から帰る前の一言。
散々皮肉、嫌味を言われる。「沢山、給料もらえていいな」と。
身体的な疲労は、最初からゆとりがない状態から始まり、急激な変化でかなり疲れていた。
ただ幸いなことに不眠症ではなかった。
ランナーズ・ハイに似た状態になればその反動で強い眠気もしっかり来た。
なので、睡眠時間は次第に確保できたし、体はある程度回復できた。
変則シフトから来る時差ぼけも、休日明けよりもスムーズに行けていた節があるくらい。

しかし、アスペルガーと言った症状を抱えている人間にとって、環境の急激な変化は非常につらい。
去年話題に挙がった、あまロスならぬ、敬愛する方が去ったことからくる喪失感で同様の現象が起こった。
そのあと、休みが急遽入ってくれ、新人教育が一切できないからで入らざるを得なくなった。
顔に表情があからさまに出てしまうタイプなので、ムッとしてしまうのであるが、これで済めばまだよかった。
何で生命力を抜き取られたか。
自分自身に関する者も、冒頭の通りほんの一部漏れていたが、陰湿な悪口が一番堪えた。
これが起点で、何度気持ちが落ち着かなくなってしまったり、憂鬱になっただろう。
当初敬愛していた経営者が危惧していた、
「体は何とかなるかもしれないけれど、精神的に持つだろうか」
という不安は去ったその日から的中したことになる。
そして形を変えながら断続的にずっと続いたことになる。
これら呂の戦いは幕を開けたばかり。
暗澹たる思いである。
勤務先を離れる際、モーツァルト レクイエム ラクモリーサを聴きながら、悔しさを胸の中で爆発させたことはさ忘れられない。