2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

弦楽四重奏曲第1番を聴く

佐村河内守 弦楽作品集の中で最も現代音楽らしい作品である。 映画「桜、ふたたびの加奈子」では、とびっきりホラーな場面で流れた。 具体的には、娘の転生を信じて狂気に満ちた行動をする時の加奈子、愛娘が事故死する瞬間、亡くなった時のショック、そうい…

無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌを聴く

J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌに似た主題は、ピアノとヴァイオリンのためのソナチネ・嬰ハ短調の第2主題から派生である。 どんどん変奏されていく中で、シェーンベルク室内交響曲第1番スケルツォ部分、バルトーク弦楽四重奏曲で聴こえて…

ピアノ・ソナタ第2番、悲しみのためのドレンテを聴く

ピアノのためのレクイエムのモティーフを基に拡大発展させて誕生したのが、ピアノ・ソナタ第2番である。 この曲がCD化されないのは、献呈された方の意向による。さて、この曲を聴いて感じ取るものは、氏の言葉を踏まえると、東日本大震災で亡くなられた方の…

都内で物色

e-イヤホン秋葉原にて、AKG iP-2を購入。今回は、Adstrotec AX-60をテストすることが出来た。 音のバランスは結構好みであったが、中低音の膨らみは必要最小限である点は非常に良かった。、重低音の出方も理想的。中高音もER-4S顔負けに出ていて、解像度は非…

佐村河内守プロデュース新垣隆 ピアノ・ソナタ第1番を聴き込んでみて

初めに一言、これぞ、アラン・ペッテションの先にある音楽という印象である。CD付嘱の野本由紀夫の解説も交えながら綴る。第1楽章 248小節からなるソナタ形式 4つの動機で、作曲されている。 主調は、二短調。しかし、ほとんどが無調で、調的な部分は、むし…

2014.SGI提言に思う

今年のSGI提言は、過去のSGI提言とは、かなり異質なものを覚えた。この前に、安倍首相の「靖国参拝」、第1次世界大戦前の英独関係と今の日中関係が酷似していることもあり、「日中は大戦前の…」という暴言を吐いたことは記憶に新しい。 諸外国から危険国家扱…

ブルックナーの特異性

天才と呼ばれた人物に多い変人ぶり、中世農民のような性格、振る舞いもそうであるが。中世農民のような性格、振る舞いの人は、メッテルニヒ治世下では多かったことが確認できる様で、この点はあまり珍しくない。ただし、著名な音楽家でこの時代では唯一だと…

ベルリン・フィル・ラウンジ 第91回から

「ベルリン・フィル・ラウンジ」第91号:クラウディオ・アバドが死去ここで、先日亡くなられたクラウディオ・アッバードの発言で印象的な言葉があった。 ウィリス 「今回、マーラーのアダージョとベルクの《ルル組曲》のアダージョを聴いていて、どちらが…

ベルリン・フィル・ラウンジ 第91回から

「ベルリン・フィル・ラウンジ」第91号:クラウディオ・アバドが死去ここで、先日亡くなられたクラウディオ・アッバードの発言で印象的な言葉があった。 ウィリス 「今回、マーラーのアダージョとベルクの《ルル組曲》のアダージョを聴いていて、どちらが…

Alban Berg Opera Wozzeck 1

昔の番号制オペラの区切り方にも違和感なく収まる且つ、さながらマーラ交響曲第8番のような所作無き交響曲のプロットを、オペラにしたらこうなるといった、ワーグナーが夢見た劇と音楽の融合の究極系。もしろんその雛型には、ヴァーグナー以降で、総合芸術と…

2014.1.22を振り返る

私の地区の座談会は、この日の夜のこと。 あるエピソードが印象的だ。要約すれば、統合失調症を患った子と母親のエピソード。 考えられる限りの迫害を受け、その中で結果は実ることが無かったが、今日こそ決めると言う気概で小区部句を、勤行唱題を死抜いた…

Bizet Symphonie en ut majeur

ダリユス・ミヨーと比べても、フランスらしい。南フランスの草原風景を思わせるところは、ミヨーに似ている。そしてパリジャンにして、フランス最大のオペラ作曲家に相応しい、口ずさめる美しいメロディ。ベルリオーズ譲りの素晴らしいオーケストレーション…

Bruckner Symphonie NR.9 d-moll WAB109 そしてこの日亡くなられたマエストロ クラウディオ・アッバード逝去に贈る

ブルックナー交響曲第9番。この曲は、ブルックナーの未完のトルソーに終わってしまった作品である。ただし、第3楽章までで完成された印象を与える作品でもあり、最終楽章の認知はこれからだと思う。その未完のトルソーを、含めても含めなくても、交響曲史上…

あと8日

忍耐。忍耐。ひたすら耐えるのみ。

反省、ひたすらに反省

予算の関係があって、今、色々なものの摂取を控えていた。 それが、おそらくマイナスにはね買っている模様。 脱出すためにすることは見えているのであるが、同形にするか悩ましい。

Bruckner Symphonie NR.8 c-moll WAB108

ブルックナー交響曲第8番。この曲は、ブルックナーの作品の中でも初演されるまでに最も紆余曲折を経た曲の一つだ。 完成された作品としては、最高傑作だと思う。8番でいいなと思った作曲家は、ベートーヴェン、マーラー、ショスタコーヴィチ。人の心の闇を、…

ブルックナーを夢中になったプロセス

私は、中学校2年の夏には、毎晩ヴァーグナー「トリスタンとイゾルデ」を聴いていた。 なので、ブルック案―交響曲第9番以外は、その響きもすんなり入っていておかしくなかった。 しかし、当時は全く理解できなかった。 交響曲第8番第1稿の影響は大きいかもし…

2014.1.17を振り返る

ここ最近では眠れれた方。6時間は死守。 礼儀、振る舞いは、私のような人間向けに書いた本でさえ、一人で実践するとこけると言うありさま。やはり、悔しい。 川越へ、去年12月に言った理由は、TEECH,SSTを受けるために、探していたと言うのがある。 この時は…

これから先のブログ進行について

毎日、出来ればひとつ。 そして、音楽関連は、2つ書ける日に集約しようと思っている。

私がネットで関わる人物は

感受性が高くて、精神的に病みやすい人間が多いなと改めて思う。 Twitterは、稀にブログ更新リンクをつけたりするのであるが、たいていは、興味を持った言葉のリツィートが多い。 富士山麓に住む方、創大准教授、婦人壮年と思われる方様々だけど。 その中を…

日本ブログ村ランキングの動向

誤って、14日付を上書きしてしまった。 それは、それでいい。 こちらから、発信したことで、上位にいった内容は、感情を前面に出した現状を綴ったものがいくつかあった。 またリアルアンチ目撃や、再び炎上の兆しのような記事は、日本ブログ村ランキング 創…

Bruckner Symphonie NR.1 c-moll WAB101

以外にもアンチ・ヴァーグナーとして知られていた当時の音楽評論家ハンスリックが、ブルックナーに対して高く評価した作品の一つである。なお交響曲では唯一である。その後は、すべて酷評している。最も、第8番の成功は、認めていた節がある。 彼がブルック…

今が山場

経済難が、これから半月で一山迎えそうだ。 かなりしんどい。 乗り越えてみせる。

辛いこと、乗り越えたいこと

最近、またふんわりやわらかい高い声に免疫が無くなってきているらしい。寒い冬も関係しているようではある。 ここ数か月、身内から女性アナウンサーが出演しているバラエティーを強制的に見せられる場合が多い。最近、最もゲシュタルトが歪んだのは、モーニ…

再び炎上の兆し

わたしは、かつてある炎上に首を突っ込んだことがキッカケで、同志が顔を出すBBSに顔を出し、後に退転した当時に言葉づかいは嫌いであったが尊敬していたある人物の提案によってこのブログを立ち上げた。 最初と去年が、炎上で心身共に消耗した。陰に陽に相…

ブルックナーが聴きたい

昨日から今日にかけてブルックナーを聴き倒したくなってきた。 なぜかわからないのだけど。 私自身は、ニート前夜の2009年1月に、ブルックナーの魅力を知った。 中学2年の頃、私は、エアリフ・インバル指揮ケルン放送交響楽団がレコーディングした交響曲第8…

書いた記事の修正、上向きつつある体調

池田先生が引かれたマーラーの言葉を、先ほど更新。 というもの、池田先生が、ザイトゲルト博士との対談で引かれたのを、目にしたからである。 池田先生が引かれるマーラーの言葉は、一般的にイメージされている、ペシミストの姿ではない。 ベートーヴェンや…

佐村河内守 Piano sonata NR.1にリトライ

去年、理解が中々進まなかったこのCDを、再び聴いてみようと思う。 とりわけピアノソナタ第1番は、私が今所有している曲の中で、おそらく最も厳しく暗く重くそして激しい。 今度は、手で物をつかむように理解したい。 この轟音の中で、氏が何を表現したかっ…

2013.12.12-2014.1.2までに撮影した富士山 BEST SHOT

目標

去年から引き続き、徹底したセルフ・コントロールができるようになるということ。まずは、マイナスを埋めることから始めていく。 このブログでは、佐村河内守作品で言及しきれていない作品の早急の完結が一つの目標。 そして、完結できたら、経済面の克服に…