2014-01-01から1年間の記事一覧

音楽関連で振り返る2014

何といっても、SN騒動のショックが大きい。 あれからも何度も振り返ったが、防御策は見いだせていない。二つ目は、ジョージ・セル指揮魔笛、今年亡くなったブリュッヘンらによるモーツァルト再発見。また同じく今年亡くなったアッバード指揮によるグレの歌に…

2014年を総括して

はじめに、よそへの出向コメント含む、当ブログへのコメントが遅れます。理由は頭が現在パンク状態のため。3.16以降が本当に戦いの一年であった。 多くの課題・案件は翌年に持ち越しとなった。家族について言えば、共に暮らす身内は依然としてニートである。…

佐藤順一監督

高校時代以降で、1番好きなTVアニメの監督。 高校以降で、とりわけ印象に残っている作品は、「フルーツバスケット」、「プリンセスチュチュ」、「カレイドスター」、「ARiA」、「のだめカンタービレ」である。 プリンセスチュチュからARiAの3作品を手掛けた…

シェーンベルク グレの歌 サイモン・ラトル インタビューから

400人関わっているが、世界で最も大きい「弦楽四重奏曲」である。 作曲した時、若干26歳。管弦楽作品の作曲経験0。シュトラウス、マーラーをすべて包含した非凡な才能を持った人が生み出しだ作品。この作品はあまりにも大掛かりで、後の彼に大きく影響してい…

思い出さなければならない、9年前のあの時のこと

内容としては、前回の続きと言えること。 今の私の中だと、声フェチとは切っても切れない。 あの時の失恋のこと。何度も書いてきた。 今回改めて、書く理由としては、 この秋、現職場において、声が耳に響きすぎて正直辛かったというのが1番の理由。 そして…

自己愛、歯止めがきき難い厄介なもの

以下、非常に自虐的な考察。それでも綴るのは、頭のモヤモヤを整理するため。実は、アイデンティティ崩壊しかかっているのかもしれない。 ことの発端は、現職場で、欺いていると言われたことがきっかけ。 自覚症状は例によって、なし。 前例は、前職場でもあ…

for RiTZ そして シンフォニックレイン

モーツァルト、YMO関連で記事を書こうと当初考えていた。それを棚上げして、岡崎律子さんのFor Ritzそしてその楽曲の元versionが収められた美少女ゲーム+音ゲームである、シンフォニックレインの歌を取り上げてみようと考えたきっかけは、ほぼ同時期に、岡崎…

Mozart K.543 Symphonie NR.39 Ess-durに聴き入る、そしてYMO TECHNODELiC,SERViCE聴きこみ始める

今回の喘息期間、途中からグレの歌で眠れなくなってしまった。 その代わり非常に効果的だったのがモーツァルト後期3大交響曲。とりわけ第39番である。これまでヴルーノ・ヴァルター指揮NYフィル演奏、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団演奏を比較的…

転職活動開始前の一難また一難

まず、気温差からくる喘息。前回記事を書いたときすでに2週間患い、あの前日久しぶりの再会の後の寒風で再びぶり返した。 ナイアシンフラッシュタイプを飲んでも、フラッシュしないということで今も完治していない。かなりの持久戦となりそうである。そして3…

久々の書き込み。今を乗り越えるために、そして余談を

P.S.1014.10.14 これがサイトウキネンフェスティバル2005におけるグレの歌上映ハイライト。舞台があまりよくないとの意見も。アルノルト・シェーンベルクセンターのアカウントからの配信のため、公式ととらえていいだろう。P.S. 2014.10.11 現状に食らいつく…

ひたすら落胆

10日はまさかの朝から宵までのシフト。その前日のシフト上りはまさかの遅刻の被害を受けたりで正午。14時間職場にいた計算になる。この2日間の睡眠時間は11時間とやや少なめ。ビタミンB群、C,E、亜鉛接種をこの日しなかったことも1因か。体調を考えなければ…

明日は、読売日響定期演奏会へ

場所はサントリーホール。ミューザ川崎の方が音響がいいのにといいたいところではあるが、このオケは、定期をあの場所では行わないので仕方ない。それより、ちょっぴり長い残響時間から生まれるまろやかなホールトーンを堪能したい。場所は、1階席6列目の1番…

スコット・ブラッドリー

初期のトムとジェリーを手掛けた作曲家で有名。 わけあって聴いていた。アニメーションと合わせて。 それは、サイモン・ラトルが、この方が作曲するとき、シェーンベルク グレの歌のスコアを携えていたこと。 また、J.ウィリアムズの師でもある、カステルヌ…

グレの歌の舞台

デンマーク ヘルシンゲル(Helsingør)、英語では、エルシノア(Elsinore)。そう、シェイクスピアのハムレットの舞台クロンボー城がある街である。なお、シェイクスピアは訪れていない。 グレの城は、この街から少し内陸に入ったあたりにあるグレ湖の湖畔にある…

ギレリスのベートーヴェン ピアノ・ソナタに心打たれる

秋雨らしい天気が続く。心身の疲労、陽射しも少なく、気温も下がり、ジメジメという気象変化が重なった結果であろう。 不思議と体がびくびくする中で動き、悪循環になっていき。 その心境は、この2曲のアダージョに近接していたからだろうか。 ここ数日ずっ…

はた京阪さんの動向を見て

本当は早々書きたかった。しかし、9連勤、その後の体調の回復が悪かった。病弱ゆえに、その場をしのぐスタミナはあっても回復が甚だ遅いためであるが、書く体力もなかった。ここのところ、Twitterが8割。10人、20人のフォロワーを見ているだけで、時間は忙殺…

ジョージ・セルのベートーヴェンが素晴らしい

歓喜の歌のグンドラ・ヤノヴィッツ、エルンスト・ハフリガー、ヴァルターベリーといったソリストも素晴らしいが、足で式台を力強く踏んでアンサンブルの統制を図るジョージ・セルの他流試合がもたらした、絶妙なアンサンブルが聴きもの。アルトの合唱も、木…

集団的自衛権に思う

同志の中では割れていることは存じている。 ゆえに、考えをまとめるのに時間を要した。 後出しジャンケンであることは確かであるが、私自身は、公式見解に相反しない形で考えた。私の結論は、先に書いている方がいる。 それぞれの 「道」- 希望の哲学 え! そ…

マーラー演奏に思う

マーラーが生前弟子であるブルーノ・ヴァルターよりも、メンゲルベルクを自分よりも上と好んでいたのは有名であろう。 この論理で行くと、ビブラード、ポルタメントが頻繁かつ強くかかるのはさることながら、テンポもかなり揺らすことになる。全体の揺らし方…

グレの歌考察 その2

この曲は、シェーンベルクが後に書いた室内交響曲第1番のように、「太陽」の動機、「愛」の動機、それらに対する動機(多くは2つの動機の変形)からなるソナタ形式の提示部と冒頭は取れるし、前奏曲が後のドイツ語オペラのプロローグへの萌芽とも取れたり、第3…

グレの歌考察 その1

石田一志の著書、シェーンベルクの旅路を見ていくと、以下の特徴が見えてくる。 原作のヤコブセンの詩は、19篇。そして、9つの場面に分かれている、1-4.5.6-7,8,9と。ヤコブセンの脳裏には5幕9場のドラマが存在していたかもしれないとも。シェーンベルクは、…

更にペースダウンする方向

グレの歌に関して、まとめを書く余裕があったのであるが、ぼーっとして外してしまう。 政治関連は、おおむね考えもまとまった。 というわけで、書きたいところであるが、これから2-3週間ノンストップで仕事である。 昨日はオフ。珍しく帰宅してから今に至る…

これからの方向性

グレの歌に関する書籍を借りてきたので、以前書いたものを合わせて再構成して、綴る予定。 また、政治関連も、遅れながらも、並行して綴る予定。 個人的には、今回の閣議決定に否と考えている面々で、沖縄に対する考えに言葉を失わずにはいられなかった。そ…

貴重なオフ

はじめに、さいたま市内の精神科へ。手帳交付のための書類を受け取るために。 ここでは、去年12月に訪れた川越某所のスタッフと同じく、門戸の広い、発達障碍者就労の施設を紹介された。雰囲気等もよいとのこと。都内へは秋葉原、渋谷へ。 ふたを開けてみれ…

激闘の6日間

実に辛かった。前の職場ほどではないが。 全6日中、最初と最後を除き、耐久シフト。 さらにそのうち朝の時間が、一人旅となったのは3日。 ブラックな言動、幻聴、次第に抑えきれなくなる感情。 そして、最後のこの日、押さえつけた感情が、そのまま、憂鬱と…

クラウディオ・アッバード指揮ヴィーンフィル演奏シェーンベルク グレの歌を追悼の意を込めて聴く

これは素晴らしい。後期ロマン派ではこのオーケストラのオルガントーンは聴けないと思っていたが、そこからしてまず裏切られた。 木管の合奏で、マルセル・デュプレを彷彿とさせるような、甘美でまろやかなオルガントーンが出ていることに驚かずにはいられな…

集団的自衛権について、考えること前段

今月中には、書く予定。8月は2-3週間ノンストップの可能性があるため、そうなると更新がほとんどできなくなってしまうからだ。さて、今回ブロガー同志よりも、Twitter同志のほうが白熱した印象を持つ。 Twitterで論争やっているところを、機密保護法可決時に…

最も耳に痛かった批判

だから、多くの現代日本人がマスコミが煽った偽のベートーベンなどの幼稚な物語と楽曲に騙されます。音楽の喜びを味わい愉しむ以前に、己の心の、真の声を聴く習慣がないのです。2014-07-02 13:10:12 via Twitter Web Clientこのブログを見ているる同志の方…

約2年半ぶりに精神科へ

1.手帳を受け取る手続きの一環で 2.今、医師たちから見てどう見えるのか 3.SST,TEECHを受けられる場所3についてはわからずじまいに終わった。 2については、自然な笑顔で精神的に元気な様子にホッとしているように思えた。 つまり、どこで診察を受けても薬を…

別れ その2

1日前に去った方の次女が去ったのが、この日。 共通項は、血液型が同じことくらい。個人的には後ろめたいことがあった。 4月最初の土曜日、フォローに失敗して、休憩する間を作れなかった時のことを。 あの頃は、精神的にも急激な変化で疲弊していた頃にあた…