J. Alain

この人は、20世紀のパイプオルガンの演奏家・作曲家として知る人ぞ、知る人物です。
オルガン音楽入門で簡単に紹介されています。
パイプ・オルガンの音は、J・S・Bachのような重厚長大な固い音以外にも色々な音が出るものですね。
色彩豊かで甘い優美な音色。とても耽美な響きです。


YouTubeで探したら演奏風景がありましたので、御紹介致します。

Jehan ALAIN, Litanies by Jean-Baptiste ROBIN


Alain, Variations sur un theme de Clement Jannequin-1


Jehan Alain: Le jardin suspendu


"Litanies" by Jehan Alain in concert


Litanies by Jean-Baptiste Robin (live in Saint-Eustache)


Jehan Alain - Choral Dorien

パイプ・オルガンの重低音の強さが良くわかる映像だと思います。
パイプ・オルガンのように、鍵盤の最低音が15Hz、そう可聴帯域限界20Hzよりも低いのです。97鍵のピアノもありますが、身体に感じる低音(=振動)が、これほど強い楽器は他にはありません。
鐘や大きいオリン、72弁以上の大きさのオルゴールなどのように、箱鳴りの音まで含めれば3Hzまで出る楽器は意外と数多くありますが、基音となると、ベ−ゼンドルファーの88鍵越えのピアノとパイプ・オルガンくらいしか聴いたことがありません。しかし15Hzが出るのはパイプ・オルガンだけであり、別格です。
そう、図太くてかなり音が低いドラムン・ベースの音でさえ勝てないのです。
さすがは、楽器の王様・楽器の女王なのです!!
手鍵盤は7段、足鍵盤の最低音ストップは巨大な64'まで設置され、全336ストップ、総パイプ数は32,000本以上あり世界一大きいパイプオルガンが置かれているアメリカニュージャージー州アトランティックシティのコンベンション・ホールで生の音を聴いてみたいですね。
それと、ヴィーナー・ムジークフェライン黄金のホールともいわれる大ホールのパイプオルガンも聴いてみたいです。理由は、世界で1番音響が良いホールと呼ばれているからです。なお名録音が数多く作り出しているのは、ブラームス・ホールこと小ホールです。コチラの方が、マイクの位置や広すぎて音が拡散し過ぎるといったことがないために、録音としてはむしろ向いていると本で読んだ記憶があります。こちらも資料が見つかり次第、明示致します。


J・S・バッハ ミサ曲ロ短調ブルックナー交響曲第8番、ハイドン交響曲第102番、マルセル・デュプレ 古いノエルによる変奏曲も聴いてみたいです。これで一通り、西洋音楽の最高傑作・オルガン音楽の最高峰と呼ばれる曲は制覇となります。おもったより触れなければならない音楽を始めとした芸術は多いものですね。


ただいま、いくつかの記事が書きかけおよび構想を練っている最中です。
簡潔に読みやすい文を書けるようになることが、これからの課題です。



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