どんなに理にそむいたことでも、分別か偶然によって正道に引きもどされされないものはない。どんなに理にかなったことでも、無分別と偶然によって邪道に導かれ得ないものはない。
【「格言と反省」から 人間と人間性について ゲーテ格言集 P33 高橋健二編訳 新潮文庫】
人はたとえ過ちを犯しても、善き縁と正しいものと魔を見分ける力があれば、いつか必ず、正しき道を歩むことができます。
しかし、論理的に誤っていなくても、悪縁と正しいものと魔を見分ける力が無ければ、いつしか邪な道を歩むものです。
毎日の鍛錬の中で魔を見破り、諸天を味方にして参りたい。