帰省、音楽と自然に囲まれながら

故郷へ向かう。電車での移動中、故郷の山の絶景ポイントでは天気がすごぶる良かったものの、一昨日の朝からほとんど寝ていなかったため、ものの見事に寝過ごした。


故郷の空は、澄み渡っていた。初夏か10月の初旬のような空の色だ。年中湿っている故郷にしては、カラッとしてる。実は、私が今暮らす地も、同じような空の色がしている。これも、エルニーニョ現象の現れかと思いながら。
知らない間に。景色は大きく変わった。寂れていくことに、哀愁を憶える。しかし、今も昔と変わらず、森や田が美しい。


街の図書館で、トルストイの「戦争と平和」、アレクサンドル・デュマの「モンテクリスト伯」をすべて読むことを予定していたものの、ここでも、何冊か借りられており、読めず。月末に、全巻買うことを思案中。落胆しながら、CDを見ていると、ブーレーズ指揮による、マーラー交響曲第8番を発見。図書館で聴く。パートが最も明瞭に見える演奏の1つではないだろうか。教会で録音したためか、長い残響でぼやける点が惜しい。テンポがゆっくりで、テンションも低め。今年中に発売予定のジンマンの録音と、ロジャー・ノリントンも出たら聴いてみたい。小澤正爾の録音も、近々借りて聴いてみる予定。民音が出したクラシックのCDを、ようやく聴いた。カラヤン指揮スッペの「軽騎兵」序曲を聴く。歯切れの悪さが気になる。同じ行進曲でも、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」第3楽章のマーチでは、とても良いだけに不思議でならない。私の履歴書に書かれていたシューマン歌曲「流浪の民」を初めて聴く。合唱の美しさに惹かれた。合唱曲「3つの詩」の一部。「流浪の民」で調べて見つからないのは、そのためだったことに今になって気づく。


図書館から実家に帰る途中、蓮の絶景と、おぼろげながら山が見えたので、カメラで撮影・後日、UP予定。



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