前回の続き

今、一番注目される仕事はなんだろう?
池田先生とトインビー博士の対談集「21世紀への対話」を改めて読んで考えてみた。
そこから見出せる理想は、農林業、研究者、作家、芸術家、教育者。

そうなるには、何もかもピントがずれているように、思う。

いつか住みたいところ、
筆頭は、伊那谷もしくは富士山麓それも西南麓。
ついで諏訪、安曇野地域が続く。その次に挙げるのは、懐かしき故郷である。
共通項は、雄大で力強い自然を感じられる場所である。
どうしても、構想がまとまらない。何とかまとめてみせる。

Schoenberg Gurrelieder

http://www.youtube.com/watch?v=Mz1oTmCZhF4&fmt=18


http://www.youtube.com/watch?v=4ojUWEjlc14&fmt=18
シェーンベルクグレの歌から、冒頭。ラヴェルのダフニスとクロエを先取りする美しさと色彩美に満ち溢れた調べ。ラヴェルは夜明け、シェーンベルクは夕暮れ。最高に美しい夕暮れだ。
そして、同じくグレの歌からフィナーレ。マーラー交響曲第8番のフィナーレの延長線上にある音楽。編曲は遅れたが、作曲を終えた時、若干27歳。


http://www.youtube.com/watch?v=pChhd3Ux4GA&fmt18
18分20秒を過ぎると、武満徹の最晩年の傑作、系図若い人たちのための音楽詩〈語りとオーケストラのための〉が聴ける。彼はよく、フランス音楽に対する日本人の答えと言われている。邦楽器がない方が和的と言われた氏。これを聴くと頷いてしまう。その色彩感、響きは、久石譲坂本龍一にもつながるように思う。無調音楽のような不協和音も少ないので聴きやすい。
数的秩序をハーモニーに導入、東洋音楽的な多層的時間軸上の汎的指向性と言ったものを備えている、最晩年の作品である。