集団的自衛権に思う

同志の中では割れていることは存じている。
ゆえに、考えをまとめるのに時間を要した。
後出しジャンケンであることは確かであるが、私自身は、公式見解に相反しない形で考えた。

私の結論は、先に書いている方がいる。
それぞれの   「道」- 希望の哲学
え!   そうだったのか!!- 希望の哲学

そこから見えることは、あの閣議決定は、従来の政府見解と基本的考えは同じであり、今まで明文化していなかった箇所を明文化したものと捉えることができる。
ではなぜ、首相と公明党の言い分が違うのか。
首相は、本気で戦前の日本にしたいのだ。文章で縛られている中で何としてでもそうしたいといった意思が見え隠れする。さすが、ヒトラーや戦前の右派政治家、軍部といった面々の末裔に思えてくる。実際に、防衛白書が、首相寄りに書かれていることは注目に値するだろう。
森田実の言わねばならぬ 2014.8.10(その1)平和・自立・調和の日本をつくるために【887】
よって、攻防戦は、始まったとみるべきだ。
森田実の言わねばならぬ 2014.8.8(その1)平和・自立・調和の日本をつくるために【881】
マスコミの情報操作が示唆されていることに注目。確定していないものの、否定材料はないとのこと。佐藤優氏の批判のソース元に週刊誌が多い。彼が週刊誌に寄せた発言があることは確かである。正反対の考えを中心に見ている知性派が、アンチの多くであるように思えてくる。反知性主義であることは危険であるが、彼らとてすべてのソースを見ているかとなると疑問視する。
このことに関する際、より統合的に、全体観にたってみるみるべきではないだろうか。
ゆえに、私は、今のところ、今回の公明党の姿勢に、ベストとはいえないものの、妥当な判断ではないだろうかと、結論付けたい。
もちろん、否定する立場で、より筋が通っていると考えれば、立場を変えることもあるにちがいない。