格言

ゲーテの格言 63

慰めは、無意味な言葉だ。絶望し得ないものは生きてはならない。 【「格言的」から 行動について ゲーテ格言集 P92 高橋健二編訳 新潮文庫】 痛烈。えてして、慰めてもらいたいとの思いに人は駆られやすし。重みを受けながらも、堂々と歩んで参りたし。

本性についての考察 1

偏った智恵ではすべてをこなすことは難しい。 【サキャ格言集 P89 今枝由郎訳 岩波文庫】 雑学に精通しても、頭の切り替えや、同時並行して事を行えねば、すべてをこなすことはできぬ。 今の私がそれです。さて、寒暖の差が激しい時期となりました。どうやら…

ゲーテの格言 62

誠実に君の時間を利用せよ!何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな。 【「格言的」から 行動について ゲーテ格言集 P88 高橋健二編訳 新潮文庫】 最近まったくできていず。耳が痛かったので引きました。地に足をつけ、周りには目もくれずに、精一杯自分…

悪行についての考察 9

立派な人に供養するのはいいが劣った人を供養すると過失のもと。 【サキャ格言集 P82 今枝由郎訳 岩波文庫】 立派な方に尽くすことは自らを高める因となり、そうではない方に尽くすことは自らを貶める因となります。 昨日、ジャン・クリストフ、1回目を読み終…

ゲーテの格言 61

大きな必然は人間を高め、小さな必然は人間を低くする。 【「格言と反省」から 神、信仰、運命について ゲーテ格言集 P80 高橋健二編訳 新潮文庫】 宿命はそれを乗り越えることで人間を高め、それ以外は低くすることあり。

悪行についての考察 8

絶えず仲違いをさせようとする人がいれば堅固な仲も引き裂かれる。 【サキャ格言集 P82 今枝由郎訳 岩波文庫】 そうした人物に注意しながら、そうした行いをする人を生み出す環境をなくして行きたい。

ゲーテの格言 60

芸術は一種の宗教心に、深い、ゆるがぬ真剣さに基づいている。それゆえ、芸術は宗教ともよく結びつく。宗教は芸術心を必要としない。宗教は独自の真剣さに基づく。 【「格言と反省」から 神、信仰、運命について ゲーテ格言集 P76 高橋健二編訳 新潮文庫】 …

悪行についての考察 7

傲慢が過ぎると絶えず苦労に見舞われる。 【サキャ格言集 P79 今枝由郎訳 岩波文庫】 自らの傲慢を排し、謙虚に生きましょう!!

ゲーテの格言 59

人間は、宗教的である間だけ、文学と芸術において生産的である。 【(リーマーとの談話、1810年夏)から 神、信仰、運命について ゲーテ格言集 P75 高橋健二編訳 新潮文庫】 文学や芸術は、宗教の中から生まれ、やがて独立し発展をしました。神話も、その土地…

悪行についての考察 6

温和で立派な人には悪人はことさら悪さをする。 【サキャ格言集 P75 今枝由郎訳 岩波文庫】 偉人が迫害された歴史そのものですね。偉人にとっては、迫害を乗り越えたことこそ、賢者たり得た理由でしょう。荒波を乗り越えて参りましょう!!

ゲーテの格言 58

敬虔だけが利己主義に対抗する。それが奇跡によってすべての人間に明らかに現れるならば、この世が現在、そしておそらくは永久に不治に病むところの一切の禍から、この世を癒すであろう。 【「ドン・アロンゾ」から 神、信仰、運命について ゲーテ格言集 P74 …

悪行についての考察 5

愚者は必要なところにはあげないで要らないところにふんだんに注ぎ込む。 【サキャ格言集 P74 今枝由郎訳 岩波文庫】 効率よく賢く生きましょう!!

ゲーテの格言 57

すべてが等しく、すべては等しくない。すべては有益であり、かつ害悪である。すべては語ると同時に無言であり、理性的であると同時に非理性的である。人が個々の事がらについて表白することはしばしば相矛盾する。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性…

悪行についての考察 4

ずるい人は行儀よく言葉やさしくても絶対に信用するな。 【サキャ格言集 P72 今枝由郎訳 岩波文庫】 ズルイ人を冷徹に見定め、信用は一切せずに、向き合いましょう!!

ゲーテの格言 56

自分の好きなように世界を知るがいい。世界は昼の側と夜の側とを持っているだろう。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P68 高橋健二編訳 新潮文庫】 物事は二面性を持っています。矛盾に満ち溢れているとしか思えないこと多々…

悪行についての考察 3

あまりにずるさが過ぎると最後には自滅する。 【サキャ格言集 P70-P71 今枝由郎訳 岩波文庫】 素直に愚直に行きましょう!!

ゲーテの格言 55

感覚は欺かない。判断が欺くのだ。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P66 高橋健二編訳 新潮文庫】 事実は事実。それ自体は変わりません。捉え方によって、善にも悪にも導くことができます。つまり、判断を誤ることが自らをそ…

悪行についての考察 2

心に思うこととは違う別のことを口にする。ずるい人と言われるのは賢人ぶった愚者である。 【サキャ格言集 P70 今枝由郎訳 岩波文庫】 ふとした時に陥りがちなことですね。戒めて参りましょう!!

ゲーテの格言 54

興味のなくなるところ、記憶もまたなくなる。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P64 高橋健二編訳 新潮文庫】 興味をもてないことは、憶えることはできません。

賢愚混交についての考察 7

立派な人が劣った人と交われば劣った人に染まる。(中略)劣った人が立派な人につけば立派な人の行いになる。 【サキャ格言集 P67 今枝由郎訳 岩波文庫】 御書にでてくるそうようきびにふしての譬えと、悪友のために殺されては悪に染まるの話しを想起しました…

ゲーテの格言 53

特殊なものが、より普遍的なものを、夢や影としてではなく、努め得ないものの生き生きとした瞬間的啓示として、表す場合こそ、真の象徴である。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P57 高橋健二編訳 新潮文庫】 一般的ではない…

悪行についての考察 1

悪人はまず言葉で騙し安心させてから欺く。 【サキャ格言集 P69 今枝由郎訳 岩波文庫】 サイコパス*1などの方は、人をある種引きつける達人です。その後、人を利用し欺きます。ゆえに、見破るとともに常に人を利用していないか否か戒めて参りましょう。 *1:…

ゲーテの格言 52

真理より偉大なものはありません。最少の真理でさえ偉大です。 【(シュタイン夫人へ、1787年6月8日、ローマで)から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P57 高橋健二編訳 新潮文庫】 世界は法則により成立ち動いているからです。それらを知り生きるこ…

賢愚混交についての考察 6

立派な人と劣った者の行いは両者とも習慣の力に由来する。 【サキャ格言集 P66 今枝由郎訳 岩波文庫】 常日頃の習慣が、人を偉人にも愚者にもします。まさに人の振る舞いこそが大切です。振る舞いを正して参りましょう。

ゲーテの格言 51

実り多いものだけが真実である。 【詩「遺言」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P61 高橋健二編訳 新潮文庫】 実り多い日々のみがさらなる高みへと引き上げてゆく。 今日からは、今まで以上実り多き日々を。

賢愚混交についての考察 5

立派な人は仲違いさせるのは難しく、調和させるのはたやすい劣った人はその逆だ。 【サキャ格言集 P61 今枝由郎訳 岩波文庫】 立派な人は仲違いさせるのは難しく、調和させるのはたやすい理由。それは、どうしたらこの問題を乗り越えられるのか、ともに考え…

ゲーテの格言 50

ありふれたものから、気高いものを、形をなさないものから、美しいものを展開させることは、けっして小さいことではない。 【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P57 高橋健二編訳 新潮文庫】 一見どこにでもあるものから気高いも…

賢愚混交についての考察 4

智恵のある人は敵を予知し最後は敵をうちまかす。経験のない者は敵に刃向かい絶えず困難に出くわす。 【サキャ格言集 P63-64 今枝由郎訳 岩波文庫】 賢い人は、敵を予想して手を打つために、最後は勝ちます。 愚かな人は、何も考えずに行動するために、常に…

ゲーテの格言 49

現象の中に絶対的なものを認めて、それから常に目を放さぬ人は非常に大きな利益をうけるだろうと、主張することはできる。【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P57 高橋健二編訳 新潮文庫】 『現象の中に絶対的なものを認めて』諸…

賢愚混交についての考察 3

賢者は賢者の中で映え愚者には賢者が分からない。【サキャ格言集 P54 今枝由郎訳 岩波文庫】 精神的境涯が低い人には精神的境涯が高い人がなぜ高いか分かりません。自らの嫉妬などから。精神的境涯が高い人のみが精神的境涯の高さを客観視することができます…