ゲーテの格言 9

人間というものは、自分の欲するままにどちらに向こうと、どんなことを企てようと、結局はいつでも、自然によって予め画された道にもどって来る


ゲーテ格言集 (「詩と真実」第1部第4巻から) P23 人間と人間性について ゲーテ著 高橋健二編訳(新潮文庫)】

十如是に通ずる。その人の持っている性質、そこから生まれる力・作用、導き出される原因と結果、縁、これらすべて繋がっている。であるがゆえに、自らが欲する通りに動いても、その必然性から、その行く道が定まっていく。であるからこそ、祈り、行動し、成長していく。


ブライアンの交響曲第1番を聴いて、レパートリーからプロコフィエフ交響曲第5番ショスタコーヴィチ交響曲第4番も外れる。ベルグルンド指揮ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団演奏のシベリウス交響曲第5番第3楽章を聴く。終わり方がとても個性的。この終わり方に宇宙を感じる人もいるらしい。近日、取り込もう。ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団演奏のチャイコフスキー交響曲第5番第2楽章とクルミ割り人形組曲を聴く。交響曲第5番第2楽章は、カラヤンよりも早い。カラヤンと比べレガートが少ないため、ゴツゴツした響きになってくるものの、こちらの方が、ノンヴィブラードで響きがすっきりしていて、楽器の透明感と色彩感が引き立っていて、滑らかさから来る優雅さ以外は、こちらの方が好き。テンポも幾分速め。クルミ割り人形組曲は、ジェイムズ・レヴァインと比べて感じたこと。全体的にノリントンの方がテンポが遅め。快速の歯切れの良い演奏に慣れたため、遅さに違和感を憶える。しかし、ここでもノンヴィブラードで響きがすっきりしていて、楽器の透明感と色彩感が引き立つ美しさは絶品であることには変わりなし。音楽ブログを建てることを検討中。ただ、取り上げたい作品はほぼ取り上げ尽くしたため、存在意義も含めてじっくりと思索することにしたい。



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