賢者についての考察 22

朝から、DQ3のエンディング曲、そして伝説へとFF4のエンディング曲を聴く。
早く寝床に入ったものの、寝付きが悪かった。
生活リズム故か、興奮冷めやらぬ故か。

格言であれば子どもからでも

賢者は喜んで受け入れる。


【サキャ格言集 P18 サキャ著 今枝由郎訳(岩波文庫)】

つまり、賢者は、箴言であれば、誰からであってもそれを受け入れ、自らの血肉とし、生き方に役立てていく。
格言であるか否か見抜くのは、信心だ。


誰からも、箴言を受け入れられる様に、なって参りたい。
今日で、賢者についての考察は、ひとまず簡潔です。
明後日からは、貴人についての考察編に移って参ります。


この賢者についての一連の考察で登場した本の著者サキャ・パンディタについて一言。
チベットサキャ派の「五大先師」の一人。万学を修めたとの記述があるが、それは当時のチベットの寺院が、鎌倉時代比叡山と同じく、一種の総合大学としての機能を持っていたからだろうと推察されます。
私が、チベット関連について調べ始めたキッカケは、スピリチュアリティ破折から、気がつけば行き着いたことに始まりました。
インド仏教の論理を重んずる姿勢を継いでいることに好感を覚える一方、呪術が必ずついて回るパラドックスの歴史がかいま見えます。今チベットは国際社会から見放されようとしているが、密教系という点で、四箇の格言における真言亡国の言葉の通りと言えるでしょうか。
さて、この著書を知ったのは、今年のGWの帰省中のこと。読む中で簡潔明瞭で先生のスピーチにも通じるものを感じたのでこれまで引きました。
もともと、チベット文学は仏教文学一色で、こうした格言集は珍しいとのこと。今でもチベットでは高く評価されている唯一の格言集のようです。
潮に、連載中の池田大作の軌跡で、インド広布の話で、ダライ・ラマ14世の側近が、「私たちは日本の創価学会に注目しています」との記述がありました。このことに、まつわる話は、私自身の大学時代の教授との対話の記録の中で綴ることにします。
長くなりましたが、その言葉の論理性・明晰さ、的を得ていると思い、引きました。


さて、今日は、時間があるので、御手紙を渡し、その前の下準備と、それから4月末からお世話になっている方々に、感謝の御報告に赴きます。


さあ、本当の勝負は、これからだ!!今日も、一歩前進!!



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