ゲーテの格言 46

学術においても実際は人は何も知ることはできない。常に実践が必要である。


【「格言と反省」から 科学、自然、二元性について ゲーテ格言集 P50 高橋健二編訳 新潮文庫

同じゲーテが書いた「ファウスト」の冒頭のファウストの独白を思い起こす言葉です。「万学を学んでも、私は何も知らなかった」「始めに行ありき」という言葉がそれです。

つまり、実践を伴った学びの中で、人は物事を知っていくことができるのです。体験を持って心肝に、身体に刻みつける中でしか、人は学んでいくことができません。



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