只今帰宅中

只今鈍行にて帰宅中。2年半ぶりに森の香りを吸う。街のど真ん中で樹が香る、何と雅だろうか。ほとんど見えなかったが故郷の原風景と言っていい山や蓮の彩り、香り、それらが奏でる響き、それだけで十分だった。ますます寂しさを増すのが…であるが故郷が好きなことは変わらない。その上で自分の居場所は自分の力でしか作れないことを確認した。