鬼武者サウンドトラック 〜 交響組曲「日昇 RiSiNG SUN」耳に馴染み始める

今朝、家からある公園までの一周すると3-4kmほどのサイクリングを楽しんだ。頭に焼き付けた交響組曲「RiSiNG SUN」のフレーズと共に。既に日の出は終わっていた。しまったと思いながら、フレーズと共に公園に向かう。太陽が昇る様、公園の富士見百景スポットからは秋晴れのような空であったから4月下旬としてはおそらくかなりはっきりと富士山も見えた。紅色に染まる富士山が見れなかったのがあまりにも惜しい。そしてなんというシンクロ率の高さだろう。今なら、チェレスタグロッケンシュピールの扱い方がその転調も相まってシュレーカー、コルンゴルトに近い調子で鳴り響き。その瞬間は、淡白な装いの中で、ちょっぴり耽美に響くさま。この辺りは、日の目をほとんど浴びていなかったために、氏が楽譜を読んだ可能性は低いのであるが、その使い方、耽美ぶりにヴィーン世紀末の音楽が持っていた薫りを感じた。タナトスは感じさせないものだけれど。メロディが少しづつ記憶していく中で、そのメロディの対斜に圧倒され始めている。