ウエットな歌が聴きたくて

酷暑の時は来た。といいながらも、それからようやくエアコン除湿28℃解禁、鬱症状と不眠症状の峠を過ぎたので、心身は、表面上落ち着きを取り戻しつつある。この夏を乗り越えられるかが今年の勝負になってくるので、これからが山場である。

今夜は、異様に、人肌が恋しい。普段の反動と言うべきか、はたまた幼児退行になっているのか。個人的には、自分の中のアニマ像が透けて見えるようでこういう感覚にもの凄い不快感を覚えるのだけど。聴きたくなった歌を一通り並べてみようと思う。


季節的には、今が一番だと思う。彼らのラジオが終わる前にリリースされため、ラジオのラスト2-3ヶ月は、毎回流れていたと記憶する。もう12年も立ったけれど。哀愁を誘う、ストリングスとメロトロンが印象的。当時の彼らの曲は、メロトロンが、作曲・アレンジャー関係なく多用されている。もう持田さんのハイトーンが、聴けなくなっている。


ウェットではないけれど、今の季節に似合う歌。この当時、こういうスタイルの歌はありふれていたけれど。声も、アレンジも、今でも好きだ。思い出した時に聴くくらいだけど。本質的に、スッキリ爽快な曲が好きだなと改めて実感する。Every Littile Thingだと、この流れに、NeverStop!,Sunday,sunplace,Play,Graceful Worldといった作品を見ていると思う。


犬夜叉の劇場版挿入歌でもあった歌。当時結構聞いたし、劇場版の該当シーンも見た。映像のシンクロ率は決して高くないと個人的には思っている。このレーベルは、少なくともこの頃は全体に悪い印象がある。オリジナルのヴァージョンは、ハモンド・オルガンとボーカルの絡み合いが非常に扇情的な歌。

このアコースティック・ヴァージョンは3分45秒の間奏が、印象的だ。
4分過ぎの和音は、私の中の泣き歌には非常に多い。例えば岡崎律子さんの歌で相当聴いていた気がするのだけど、曲が思い出せない。