佐村河内守氏関連で、樋口裕一氏の言及が興味深い

同志の方に縁が深い方と言う点からも取り上げた。
また、東進予備校で、氏の小論文講義にお世話になった方も多いと思う。
共に暮らす身内もそんな一人だ。
この方は、近年クラシック音楽で何冊か出版されていて、とりわけヴァーグナーの考察はとても興味深かった。
佐村河内作品にこういうオチが出る前は、ヴァーグナー以降、シリアスとそれ以外の解離を乗り越え、統合する音楽として私は見ていたので、なおさら興味深かった。
なお、演奏に対する感性は私とかなり異なっていて、氏はスクロヴァチェフスキが指揮するブルックナーは好みではない。
この点は、私と意見が全く異なるのであるが、それもまた一興でとても興味深い。


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私は、新垣氏に関してはどちらかというと擁護派であると思う。
その上で言えば、

新垣さんも間違いなく共犯であり、その社会的な思慮不足は非難されてしかるべき

佐村河内守氏の会見のことなど 樋口裕一の筆不精作家のブログ

には同意である。まったくの善人と言う認識はない。

そしてその上で、良い曲を書いてくださればそれでよろし、というスタンスである。