J・S BACH MESSE in H-MOLL

クラシック音楽の最高傑作、J・S・バッハの「合唱曲の最高傑作」と言われ、世界の三大宗教音楽にもあげられております(他は、J・S・BACHのマタイ受難曲ヨハネ受難曲)。この曲は、最近の研究によれば、亡くなる前に書いた最後の曲とされております。


音楽の捧げものフーガの技法を作曲している時期に書かれた楽曲(Hosanna, Benedictus, Agnus Dei)のみを聴きました。このセクションの楽曲はすべて、今までJ・S・バッハ自身が書いた曲のパロディです。何と、Glorianの一部などを除き、すべて自分が手がけた曲のパロディ。パロディの場所は全体の2/3に及びます。バッハが作曲を始めた頃から、音楽の捧げものフーガの技法を手がけた最晩年の曲の時代にかけて断続的に作曲されていたこともあり、バッハの曲の総決算とも、バッハのフーガの最高傑作とも言われております。私が最晩年に作曲したところ以外聴かなかったのは、最晩年のバッハのフーガだけを聴きたかったからです。
金管がとても神々しい、柔らかい美しい曲でした。


個人的には、カール・リヒター指揮の演奏よりも、グスタフ・レオンハルト指揮ラ・プティット・バンド、オランダ・コレギウム・ムジクム・バッハ合唱団の方がオススメです。
レオンハルト指揮の方が、繊細で、しっとりじっくりと祈るように歌っているからです。

では、VTRをどうぞ

J.S. Bach - Messe in h-moll BWV 232 - Osanna in excelsis / Chór Akademicki UW





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