PROKOFiEV Sinfonie NR.7 Cs-dur Op.131"THE YOUTH" &MACHAULT

ショスタコーヴィチで聴きたい交響曲は、一通り、聴き終えたので、プロコフィエフから、図書館には、3・4番がないため、それ以外で聴ける曲は一通り聴く。交響曲第1番、作曲者の言葉通り、確かにハイドンを意識したテイスト。求めているものが違うのだろうか。あまり良いとは思わず。ショスタコーヴィチと違い、今日聴いた交響曲は全て晦渋ではないし、メロディアスなのだけど。上には上がいる。5番も残らず。個人的に良かったのは、第7番「青春」。シベリウスモーツァルトには劣るものの、澄み切った美しいオーケストレーションが印象的。そしてオーケストレーションはロシア風ながら、チャイコフスキーショスタコーヴィチでは聴けない独特なもの。この二人以外の作曲者はわからないため、そこまで深い言及はしません。中々いい、ただわかりやすくすることに力を注いだ結果、前衛的ではないし、そのために評価を落としていることが惜しい。もっと高く評価されて良いのではないだろか。マショーは中世ヨーロッパで最も有名な作曲家。ミサ曲を初めて通作(1人で)書いた人と言われる、ノートルダム・ミサ曲が有名。ミサ曲よりも、技法上良いとされるモテットを聴いて見ると、ルネサンス期全盛だったカノン風ではなく、音の重なり方はフーガに似ている印象を与える。メロディーが逃げているように見えるのです。アイソリズムという一定のリズム型を決めておき、これをメロディーとは独立した単位として反復して、楽曲の統一構成をはかる技法のこと。J.S.バッハも愛用していたようで、バッハの曲を聴いているような感覚に陥ったため、あまり個性的なものではないと感じた。聴いていてとても美しくて良いのだけど。私が借りた録音は、ヴィブラードがかかっていたので、次に聴く時は、ピリオド奏法の演奏を聴いてみたい。オーケストレーションの傑作を求める旅も、そろそろ終盤。まだありますが、大体聴き、借りようにも、マイナーすぎてなかったりで、当たり尽くしただろうか。



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