2009.6.4.を振り返る

さて、仏教美術に触れる機会があった。中学校の修学旅行で京都・奈良に立ち寄った時は、建物と彫刻にしか触れておらず、絵画に触れるのは初めてであった。夜、同志の先輩方と話を交わす中で、周りとピントがズレていることに気がついた。人間観察に徹することにしたい。

さて、その精緻な後世と極彩色には引かれたものの、あまり仏教美術には引かれることは、なかった。それは、Simple is Bestを求めるからだろう。声明や仏教にインスパイアされた現代音楽を聴きながら、仏教美術に囲まれた空間に入れば、トランス状態に陥るかも知れない。しかし、芸術で見ていきたいものは、そうした状態すら突き抜けた常に希望と高揚感を与え、美しく、簡潔明瞭で、極めてロジカルなもの。であるからこそ、引かれなかったのだと思う。敦煌法華経変と建物については、実際に実物を見てみたい。


昨夜したことは、文字通りのKY.今、言うことではないなと考えた。言っていることは、至極真っ当であったと思う。しかし、そこは言う場ではなかった。反省し、人間観察により徹していきたい。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ