3.11から1年過ぎたり。2012.3.16. 今私のいる場所は、希望と絶望の狭間
3.2に、精神科での結果を見た。
結果を見て驚くことはない、当然広汎性発達障害だった。
私の悪循環のパターン、変わった感じ方・考え方、他覚症状を考えれば驚く事では全くないからだ。
検査官であった、臨床心理士の方との検査結果のやり取り印象的だったのが、音の感覚。
たとえば音の感じ方に関すること。
私は、中学校時代に、クラシックを聴く中で、ホルンの音色に魅せられ*1、高校の頃は、小室哲也やトランスのシンセ・リードの音色に魅せられ、人の声で好きな音色を求める中で、ELT初期の持田香織、岡崎律子、堀江由衣、能登麻美子といった面々は今でもファンであるし、声を聞くだけで赤面するといった、人からは理解されない感覚をいつしか身つけていた。
小さい頃は、花火の音を聞くのができなかった、感情がかたぶると声が大きくなる癖は変わらずながら、今でも大音響の空間にいるだけで体が疲れる体質*2
そして、最近、そこから派生して、言葉の韻にことさら反応するようになった。
例えば、単語の共通項に、同じ子音、母音があると必ずそこを指摘する、といったような。
これは、テスト項目の回答外なので、検査官が驚いていた。
今、課題になるのは、以下。
「ぱない」癖。片付けできない。忘れ物、物失くしの多さ。人の話を最後まで聞けない傾向、時間が守れない*3、1つ何かをするとそれにしか集中できないこと、そして外から突然ほかのことが入るとパニックになる、落ち着きがない、逆ギレ、思いつきで行動、行き当たりばったり。
場の空気が読めないこと、言葉のキャッチボールは下手、手足を強調させる運動は苦手,ADHD,ASに該当する症状はすべて該当。。言語IQは、120と高めのスコアの一方で、計算などでは75とかなり低いスコアも出ている*4。
派生して、衝突を避けるために嘘をついたり*5といった症状もある。
作業のチェック表づくり(何を優先するか、抜けを無くすため)
ワーキングメモリー・トレーニング、ニューロフィードバックの実行
抑肝散、大柴胡湯、GABA、ピクノジュノール、テアニン、良質なプロテイン、ビタミン、ミネラルの投与。
ソーシャル・スキルを身に着けること。
そして唱題。
脳にできることは、脳内物質・脳波の最適化、ワーキング・メモリーの増大。それができて初めて、スキルを付けるきばんができるといっていいかもしれない。
これらを最適に、早く組み合わせていく必要がある。
職場の関係上、良い意味で「普通」であることは求められてしまうし、結果として人員を増やせられる状況に追い込めなければ、職場を辞めることもできないからだ。
おととしの3月から、活動らしいことは、ほとんどしていない。常に、不安と孤独と絶望との、戦いであるといっていい。この世界は、得体のしれないものだって思っている。もうそんなこと、気にしても仕方ないし、意味もない。
部では、この手の症状でもっとひどいメンバーを2人抱えている。1人は、ニート。
これより、唱題して、良い組み合わせを考えながら、しばし眠り。
最後に、
ストリングスよりも、ブラス・ウインドの方が人数が多い、斬新な響きということで物議を起こし、マーラーが擁護した作品である。単一楽章のなかに4楽章制の交響曲の要素をすべて含み、作品全体は拡大されたソナタ形式となっている。ベートーヴェンの最高傑作弦楽四重奏曲第14部を室内交響曲にしたスタイルであり、同じスタイルはシベリウスの交響曲第7番以外に知らない。4度を基本とした和声を主軸とした高度なポリフォニーによる作品であり、部分的無調・多調ありの、レーガーと並んでマーラー未完の第10、R.シュトラウスの「エレクトラ」のすぐ先にある音楽。ヒンデミットとは、よりしっとり叙情的であること以外まったく同じスタイル。
シェーンベルクの室内交響曲第1番。ヴェーベルンの交響曲は、この曲への、晩年スタイルによる回答であり、初演当時ヴェーベルンは圧倒され壁だと感じていた。