佐村河内守 11.9 NHK 22:00-22:48 ON AiR

なんとか起きて見ようと思う。私が、氏への賞賛で不可解なこと賞賛内容に偏りを感じてならない。演奏時間もそうかもしれない。20世紀前衛音楽は、長くても30分で、極端に短い作品が大多数である。ポップスよりも短い作品を探すのは、思いのほか簡単である。一方でシュトックハウゼンの「光」「クラング」と言った極端に長い作品も存在するのだ。一般的な演奏会で上演できる長い作品だとしっくりくるところである。構築性と言った知性に関する言及も割合が、非常に少ない。2割を切っている気がする。

聴き込みが足りないと思っているので、より聴こうと思う。オーケストレーションに関しては、ヴァーグナー・チューバなしで同じような金管の調べあり。スコアがないので想像になってしまうが、おそらく、ホルン・トロンボーン・チューバのアンサンブルで同様の効果を与えているのだろう。