Melodies of life他


Melodies of life(japanese version)
FF9のEDを見た影響か、思わず聴き入ってしまった。

作中アレンジ

South Gate
童話の世界のよう。これ、リコーダー2本でアレンジしているから凄い。

Over the Hill
同じく童話の世界のよう。プレイしたことある方は御存じ世界が霧に覆われる前のフィールド曲。主題歌はじめ、初見で気に入ってしまった。ガーネットのテーマも同じくMelodies of Lifeのアレンジ。今回は、取り上げないけれど、これもいいアレンジ。


FFシリーズのメインテーマが、ストリングスメインでアレンジされたのは、この作品が最後ではないだろうか。
今なら、サビの木管や打楽器の使い方は、ハりウッド映画のテーマ曲と同じ。淵源を辿ると、コルンゴルトひいては、ヴィーン世紀末音楽、R.シュトラウスマーラー、そしてヴァーグナーに行きつくと思う。
FF7以降は、スターウォーズのメインテーマのように、吹奏楽で演奏しても、あまり違和感がないようなアレンジになっている。個人的には、FFのPS1時代では、BGMでとりわけ気に入っているのは、FF9である。FFシリーズで植松伸夫が手掛けた作品だと、各プラットフォームで作られた最後の作品が、音源を最も知り尽くして作られているので、映像等のマッチングも含めてそのプラットフォーム最良の調べを奏でる。ファミコンだとFF3、スーファミだとFF6、PS1だとFF9.綺麗に3の倍数でもある。
戦闘シーンを見ていて気付いたのだけど、FF9でも、効果音が連発しているといくつかのパートが飛んでるのに、驚いた。PS1は、最大同時24パートなのに。ファミコンスーファミは割とあるので、気にならなかったのだけど、召喚獣を見ているとFF8は長さもさることながら爆発が多すぎこととエデンが長すぎて疲れた。FF7のナイツ・オブ・ブランド(アルティメット・エンド)や、FF9は、ギリギリ長さも気にならなかったのに。


歌ったのは、白鳥英美子。メロディー運びとか聴いていると、完全に歌謡曲の世界。おそらく、生まれて初めて聴いたのは、保育園時代まで遡ると思う。おそらくと書いたのは、Wikiを見て間違いなく遡れるのが、この頃だからだ。

楽しいムーミン一家 OP 夢の世界へ
ムーミンが生まれた国は、シベリウスと同じくフィンランドなのだな、と思いながら。哀愁漂う音調、3拍子が印象的。曲想は、サビは、哀愁を漂わせたヨーデルのようにも思える。



この流れで、素敵だねとかも聴いていた。RiKKiの声質は、今もって好み、アコギが活躍する通常Ver.の方がEDのオーケストラアレンジよりも好み。FF9以上に、歌謡曲風のバラードで、以下・・・という感じで、今はあまり聞きたくないらしい。


Final Fantasy VI - Terra's Theme

再びFF9から

Battle 1
ファミコンスーファミ時代のFFを知っている方であれば、ご存じ。
タタタタタタタタ、タタタタタタタタで始まる伝統の曲である。この出だしのアレンジでは、1番お気に入り。


The Place I`ll Return to Someday
実機でプレイする場合、スタート画面で必ず聞くことになる曲。これもリコーダーのみ。
重厚深遠哲学的に聴こえるし、全体的に短調だからか、仕事廃人の頃これ聴いていたら、身内に病んでいるとなぜか言われた。

日本人だと、FF7よりFF6の方がBGMすきだという人は多いと思う。私も典型的なその一人。

Dancing Mad 3rd Movement
ある意味癒し系。神々しい。この曲作るのに、植松伸夫は、どれだけJ.S.Bachのオルガン曲聴いたんだろうそう思えるような、メロディの追っかけが常に聴ける、先にも後にもない曲だと思う。いきなり、マイナー・メジャー・セブンスが入った強烈な不協和音のアクセントといい、神がかっている。このBGMがかかっている時、強くすれば、瞬殺で倒せるのに、即死対策しないと痛い思いをするという意味で、戦略を間違えると、意外とシュールかつ鬼畜な戦闘だった。プログレ入っているラストは、最も有名なセクションでありあえて割愛。

ここで、ファミコンまで戻ってみる。


Elia the Maiden of Water
女性キャラクターのテーマは、この頃から秀逸

Pavilion of Dorga and Une

The Dark Crystals
ラストダンジョンの王道のようなアレンジ。植松伸夫が手掛けるラストダンジョンはこういう路線が多い。

FF3 Ending
言葉が英語のものしかいいのが見つからなかった。映像シンクロ率、曲単体で見てもいい。DQ3-4で聴くような高速アルペジオなんかも聴ける。ファミコンの音源だと、音量コントロールが効かないリスクをとってでもノコギリ波、三角波をつかったり、高速アルペジオをしないと色彩的にならないし。コーラスを作るために、システムの穴を突いた疑似コーラス、ディレイでコーラスを作っていたという。たった3和音+ノイズでここまで作るのだから芸術の領域だ。