WAiS-3の結果から

これから書く内容は、随分前に書いたこと沈む一日の中での続き。
11.18にまったく合わないようであると思う。
その上で言えば、今日からのスタートを切るに辺り、課題の整理もかねて綴ろうと思う。


因子による群指数からの把握

言語理解(VC)
単語 学習や理解の程度、および語彙の言語表現力。(例「ギターとは何ですか?」)
15
知識 文化によって獲得した一般知識の程度。(例「ビクトリアの長は誰ですか?」)
15
類似 抽象的な社会慣習、規則、経験を扱う能力。(例「一石二鳥という諺はどのような意味ですか?」)
14
ここまでは126と、標準よりもいい。


知覚統合(PO)
絵画完成 視覚的細部を素早く感知する能力。
4
積木模様 空間認知、視覚的抽象処理、問題解決力。
4
行列推理 非言語的抽象課題解決力、帰納的推理、空間推理。
11
79と「境界例」つまり平均よりもはるか下かつ認知症を含む知的障害に該当しないライン。
ここで、計測する内容は、自分の見たことを理解した上で状況判断をすることや、物事を空間的(たとえば持ち物の整理や分類、位置や方向や場所の認識力なうど)、総合的(たとえば場の空気を読む、状況や場面に応じ相手の心情を理解し、適切な言葉を選択するなど)にとらえて対処する能力。ぱっと見たものから情報を取り込み、何が大事かをつかんで優先順位をつけたり、見聞きした内容を頭の中でまとめたり、伝えたいことを要約する能力。


作動記憶(WM)
算数 数学問題を暗算する集中力。(例「1ドルで45セント切手を何枚買えますか?」)
9
数唱 注意・集中。(順唱例「1-2-3」、逆唱例「3-2-1」)
7
語音整列 注意と作動記憶。
9

95であり100よりも下ながらほぼ平均


処理速度(PS)
符号
4
記号探し
7


全体的に見れば、処理速度が圧倒的に遅い。制限時間内に目から取り入れた情報を、指定された形で多く正確に処理していく能力。視覚的短期記憶(見たものを短時間覚えておく力)の指標であり、手先の器用さにも関係。
なので、私の手先の不器用さは、この数値でもある程度証明が可能なようだ。


下位検査から

言語性(知識・理解・算数・類似・単語・数唱・語音数列)
115
動作性(絵画完成・符号・積木模様・行列推理・絵画配列・記号探し・組み合わせ)
75
語彙量が多く、言語能力を生かした表現力、長文の理解力がある。
例を挙げれば、今まで楽曲のレビューを書いていて、iさんからレビュアーになれるのではと過去に言われたことがある。入試問題の現代文のように、読んだ内容についてそのまま答えるといった内容であれば、大学入試の内容で、初見6割正答も決して難しくない。
未だに好奇心旺盛なので、興味さえ持てれば、スポンジのように吸っていける。更に言えば、インターネットに繋がれる環境があれば、一晩でオタクと化すことは、容易であるとも思う。
最も苦手なことは、素早く正確に作業をすること。自分のペースでできても、あまり興味のもてないことを、周りが求めるスピードで処理することは難しい。
ぱっと見たものの全体像をつかみ、その中から何が重要かを見つけることが苦手。優先順位を考えること、作業手順を頭の中で組み立てることが苦手なので、見通しがつかないことを思考錯誤しながら解決策を模索することは困難。
場の空気を読み取るなど、複雑な空気、情報や曖昧なニュアンスをつかむことも苦手。


結果として

言葉の知識が豊富で表現力もあり知的な能力が高いため、作業能力に関して誤解されやすい。相手が何を聴きたいのか、自分が何を伝えたいのかを把握したうえで、相手のコミュニケーションをとることはできても、相手の表情や声のトーンなどの微妙なニュアンスを理解しにくいことや、一人で飛ばし過ぎることに気を付けると、さらなる人間関係が望めるはず。
言語能力は高い一方で、相手からの「どうして」「なぜ」などという抽象的な質問に答えること、説明することは苦手。
抽象的な質問に答えることが苦手に関しては実感したことがある。職場でこれで、何度ギクシャクしたかわからない。また顕正会の面々と2対1になった時に、言葉が出なかった理由、ネット上のやり取りで言えば、Emmetropiaさんとの決裂、またiさんとのやりとりでギクシャクした一連の流れでも精神医学の観点で言えば、こういったところから証明できるかもしれない。
一つのことに固執する傾向があり、柔軟に対処することが苦手であることや、数を扱う能力、空間認知力に不得意さを持っている。
音楽は、凍れる建築という異名を持っているのであるが、モーツァルトブルックナーフォーレラヴェルシェーンベルクコルンゴルト、シュレーカー、ベートーヴェン佐村河内守、彼らの音楽は偉大な建築物に形容され、それゆえに数学者としても活躍できたと推察される場合は多い、クセナキスは、ル・コルビュジェに建築を学んだし、ルトスワフスキ、ミルトン・バビット辺りは、大学クラスの数学を学んでいると言った事例からも納得する。手先も不器用であり、作曲も、演奏も不向きと言える。


改めて、この時の内容見て、日常生活のミステイクを辿ると、9割方、書かれている通り。
ということで、凹んでいた。壁は厚い。それでもATフィールド張って、内籠りしてはいられないということ。
そこまでメンタルやられたわけでもけっしてない。

私にとっての、2013.11.18は、ゼロからのリスタート。