今の心身の状態

気温差には随分追いついているようで、平気な時は、薬を24時間飲まなくても、くしゃみを誘発しない程度の鼻水がでるだけの時もある。
その一方で、精神的に沈み切ると、低い気温の中で、激しく体を動かす時を中心に、喘息の発作が起きている。
このことから、メンタル面の改善が、万事をプラスに転換していくカギになりそうだ。
8月末に、ブロ友がアンチに喰われ、その後の退転ぶりは、ご存じの通り。私の今の状態もいわば、それらで消耗しきった結果なのだろう。
君への報恩は、究極的に似た気性を持った私自身が乗り越え、道を作ること。
そして、そこから佐村河内守氏が述べるところの「闇の中の小さな光の交換」、「闇が深ければ深いほど、希望の光は強く輝く」。学会員同志であれば、「仏性」を涌現させ、「地涌の連帯」を築き上げることにあると思う。
そのために、乗り越えていかないといけない。

とはいえ、生来からの衝動性に翻弄され、感情のコントロールが今できない状態にあり、笑顔も自然に作れない状態にあることもまた事実。
自虐的になりがちな傾向もでている。とはいえ、意外と希望の光はあるもので、好きな女性ボーカルを拒絶しないで、身を任せて聴いていられる落ち着きがあることもまた事実。私の過去を考えれば、人間不信や女性恐怖症が悪化すれば、聴けないレパートリーであるからだ。

現実を言えば、安心して悲しむ、悲しむ感情をきちんと表現できる環境はあまりない。家族にはとりわけできない。職場等々、多々助けて頂いている。その中で感じてしまう無力感が、悪化の一因であるかもしれない。やはり自分で受け止めていけるようにすべてをやり切ることから。ワーキング・メモリーの強化、抽象的な思考、TEECH,SSTを受けるにも、この段階のクリアなしに成し遂げることはできないだろう。


まず、栄養面から。
身内に何言われても構わないので、タンパク質60g以上の摂取とメガ・ナイアシンに取り組もうと思う。
これで、サプリ類でできることは、やりつくしたことになる。やはり自分の感情を受け止められる体作りしなければ、人はあまりにもあっさりと心が折れてしまう。なので、やりきらないともう感情の暴発で周囲に危害を加えかねないことを確信する。


社会の不穏な空気、あの法案に関しては、宮崎駿高畑勲も、反対の署名をしたニュースも聴こえてくる。
宮崎駿は、「風立ちぬ」を3.11や右傾化する空気を感じ取ってアニメーションにしてしまうような方であるから、きっと動くと思っていた。

さて、尖閣諸島で賑やかになっているが、アメリカは、最終的に日本の味方はしないだろうと思っている。
独立していかない、従属をして弱り、孤独化していくこの国の様は、「風立ちぬ」に描かれている戦前の日本の姿にダブって見える。
また、その過程で、再び沖縄は翻弄されてしまう過ちをしてしまうのだろうか。

ついに、重厚長大な曲が聴けない状態に今あるのだが、同質の原理に赴くまま、風立ちぬから選んだ。



この編を聴いていると、ラストの菜穂子の名台詞「次郎さん、生きて!!」そのままエンドロールと、破滅へと向かっていくこの国の光景を重ねてしまう。
この世界は、矛盾に満ちていて、汚れきっている、そんな一面を持っている。そうした中で、生きていることを感じ、意味を見出し、純粋に生きる。
風立ちぬ」「かぐや姫の物語」でも描こうとしていたテーマでもある。


「生きねば」