新世紀第27回本部幹部会・第33回SGI総会・全国青年部幹部会・壮年部幹部会SGI会長のスピーチ

勝利の歌を!
 私たちも、学会歌を毎日のように歌っている。歌声を響かせながら前進を続けている。
 歌を歌っている人は幸せだ。歌を朗らかに歌える人は、すでに勝っているともいえる。
 歌おう!勇気と希望の歌を!
 勤行で読む経典も、いうなれば"詩"である。"永遠の詩"だ。


若き君たちに託す
 歌があるところは、発展する。歌を歌うところは、行動する勢いも強い。行動も早い。戦いに勝っていける。明るく力強い歌声のない世界は、いつか衰退していくものであろう。

歌が人々に与える影響を述べられております。新人間革命でも、音楽の調べについて語られておりますね。今日も高らかに人間の凱歌を!

打って出よ
 行く先々で、率直な対話を重ねて、「文化と教育の橋」をかけていった。
 勇敢に対話に打って出る。心を開いて語る。それが「無理解の壁」を破る根本の力である。

人との対話が苦手であるkらこそ、克服するためにも、できるところから挑戦をしよう。

 

 師匠を利用して、自分が威張る人間。
 師匠の恩を忘れて、師匠を軽んずる人間。
 さらには師匠に嫉妬して、師匠を苦しめる人間。
 そんな縁恩の人間にだけは、絶対になってはいけない。

気をつけたい。それだけです。これは、退転者善因に通じる傾向です。そうならなないためにも、これまで以上に池田先生を求め抜いていこう。

希望と共に!
 セリグマン博士は「それは、一切は『行動』によって変えられるという楽観主義である」と言われた。
 そして楽観主義とは「希望」のことである、と。
 「冬は必ず春となる」(御書P1253)と仰せのように、仏法には、不屈の楽観主義が脈打っている
 私たちは、どんな逆境も、はね返す力を持っているのだ。皆さんも、よく思索してみていただきたい。

さて、このブログをずっと見てきて下さった方ならお気づきのことと思いますが、私はとかくネガティブに考えがちな傾向があります。この言葉を改めて、真摯に受け止めたい。

師の薫陶ありて
 「嫉妬」が和合を乱す。「恩知らず」が仏法を破壊する。
 悪の末路は厳しい。
 悪を見て見ぬふりをして、戦わない人間は永遠に悔いを残す。
 悪に誑かされ、慈悲も師弟の精神もなくなれば、もはや仏法の世界ではない。二度とそうなってはならない。

退転者たちが、誰よりも、正しいものを破壊して参りました。絶対に許してはなりません。詐り親しんではいけません。気づいた時には、大いに声を上げましょう。

信心で団結せよ
 戸田先生のご指導に、こうある。
 「人間という者は、同じことを何度も言わなければ、自分の考えを変えないものだ。そこから、間違いが生ずる。だから、繰り返し、繰り返し注意せよ。
 注意してこそ、過ちを避けられる。注意することが慈悲である。
 さらに、戸田先生は語っておられた。
 「信心が同じであるがゆえに、お互いに嫉むことなく、憎むことなく、相和して御本尊に仕えまつる。この精神を和合僧の精神というのである」
 ともに祈る。信心で団結する。これが広宣流布の同志だ。
醜い嫉妬から、同志を分断するのは、破和合僧の大罪である。

人間は、口うるさく言われたことしか気づけない生き物ではないでしょうか。私自身がそうです。周りの方々を見ていてもそうなのです。
『信心が同じであるがゆえに、お互いに嫉むことなく、憎むことなく、相和して御本尊に仕えまつる。』逆を言えば、これらが無くなれば、破和合僧とも読めますね。なぜ、考えの相違を糾弾しなければならないのか、研鑽を深めることができました。信心純粋に、生き抜いて参りたい。



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