5.3祝賀最高代表協議会での名誉会長のスピーチ

本日は「創価学会の日」「創価学会母の日」、おめでとうございます!!

さて、ここからスピーチへ

4月28日は「立宗宣言の日」である。
建長5年(1253年)のこの日。
日蓮大聖人の太陽の大仏法が、全世界を照らし始めた。
御聖訓には、妙法の題目の偉大な力について、譬えをとって、「太陽が東方の空に昇られたならば、南閻浮提(=世界)の空は皆、明るくなる。太陽が大光を備えておられるからである」(御書P883、通解)と仰せである。

【2009.4.28 5.3祝賀最高代表協議会 、以下同(2009.5.1-2 聖教新聞掲載)】

永遠の幸福の道

何のために生きるのか。幸福になるためである。
(中略)
信心を持った人は、無量百千万億回、生まれてくるたびに、絶対的幸福を味わえる。天地雲泥の違いなのである。
南無妙法蓮華経は大宇宙の法則であり、久遠元初の秘法である。それを唱え広めゆく功徳は計り知れない。
だからこそ、広布のために、晴れ晴れと戦い、堂々と勝とうと申し上げたいのだ。
大聖人は、すべての女性の幸福を願う大慈大悲ゆえに、立宗を宣言された。
千日尼への有名な御聖訓には仰せである。
「ただ法華経だけが女人成仏の経であり、悲母の恩を報じる真実の『報恩の経』であると見きわめました。
そこで(私は)悲母の恩を報じるために、この経の題目を一切の女人に唱えさせようと願ったのです」(御書P1311、通解)

この後、女性を大切にと綴られていた。女性の方に対して、尊敬の念を忘れてはなりませんね!!

われ1人!

あらゆる嵐を突き抜けて、勝利する原動力は「師弟」の精神しかない。
その師弟の絆を断ちきろうとする邪悪と、誰が戦うのか。
誰が、師の魂を護るのか。誰が、師の哲学を、現実社会に打ち立てるのか。
弟子と名乗るならば、ただそれだけを我が胸に問うべきだ。
いざというときに、卑怯な心であっては、永遠に悔いを残す。
創価学会の世界は、信心の世界である。広宣流布の世界である。真に幸福になるための世界である。
故に、悪い人間をのさぼらせて、正直な人間が苦しむような世界であっては断じてならない。
虚偽や不正の人間と戦い抜いてこそ、本当の同志の和合僧ができるのだ。
悪と戦えない、臆病な指導者であってはならない。幹部は心していくのだ。

これから、毎日この言葉を自らに問いたい。

君よ "生命の正道"を歩め

仏法においては、「報恩感謝」の真髄は、不惜身命の心で正義に生き抜くことである、と示されている(日寛上人の『報恩抄文段』)。
すなわち、身命を惜しまず、人々を不幸にする邪法を破折し、人々を幸福にする正法を弘通すれば、一切の恩に対して報ずることができると説かれるのである。

感謝の気持ちを持って活動に励もう。祈ろう>

創価の薬王」

薬王菩薩のごとく、報恩の心を燃やす若き青年の陣列が陸続と現れた時、創価学会は、永遠に「不老不死の教団」として、いやまして、光り輝くのだ。
大聖人は、四条金吾に対し、「法華経薬王品」の「諸余怨敵・皆悉催滅(あらゆる怨敵は、皆ことごとく滅びる)の一文を贈られた。そして、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもひち給うべし」(同p1193)と教えられている。
何ものも恐れぬ師子王の心で、すべてを勝ち切ることだ。正義の勝利を断固として打ち立てていくことだ。そこに初めて、健全な幸福と平和の社会が開かれていることを忘れてはならない。

恐怖に打ち勝つために、日々鍛え抜いて参りたい。