人間革命第10巻を読む

昨日の深夜、通算4度目となる人間革命第10巻を読みました。


私の心に突き刺さった言葉は、


「人生は悩まねばならぬ。悩んではじめて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P22】


法華経とは将軍学なり(中略)御本尊と信心、これに一切がかかっている。どのような時代に、どのような事態に遭遇しようと、妙法の指導者たるものの資格は、法華経の兵法を将軍学とするか、しないかによるのだ。
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P23】


第一に大胆たれ、第二に大胆たれ、第三に大胆たれ。事に処する先哲の箴言である。この決意と実践は、また妙法の究極とするところではないか。
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P24】


一人ひとりに懇切な指導を志したのは、それが一切の戦いの要諦であったからである。

至難な目的の達成のためには、まず一人ひとりの歓喜に溢れた主体的な活動が不可欠の条件となる。
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P29】


第二の要諦は、最高の作戦、最高の行動です。これがなければ勝機を摑む事は絶対にできない。第一の要諦*1だけでも駄目であり、第二の要諦だけでも駄目である。この二つの要諦が調和したとき、不可能も可能となり。勝利を得る事ができると確信いたします。この調和をさせるものが何かというと、これが、信心なのです。
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P39】


涌出品のこの文を、日蓮大聖人は御義口伝*2で次のようにおっしゃっている。

「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり」
【人間革命第10巻 池田大作 一念の章 P41】


保守と革新との絶妙の組み合わせであるのです。(中略)弱点のない人間はないように、また長所のない人間もない。その厄介な人間に思う存分の働きをさせるためには、組織体の中で絶妙のコンビを組むより方法がない。(中略)勝つためには。まず人事で勝たなければならないのだよ。
【人間革命第10巻 池田大作 脈動の章 P75】

私は、生き抜く・勝ち抜くという事にあまりにも不器用な人間であると思います。

いじめや受験・就職活動の事など挙げればきりがないとも思います。


池田先生と御本尊様を根本において、まず真剣に祈り、勝利を逆算して計画を立てて参りたいと思います。また人の話を真摯にじっくりと聴ける人間になりたいと決心しました。


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*1:信心強情な祈りの事

*2:新編 日蓮大聖人御書全集 P790