前衛音楽が生まれた背景を考察

1.ピアノの調律が平均律に統一され、すべての音を均一に使おう、平均律を逆手に取って技法の開拓。
2.科学技術の発達と統一されることのない思想の多様化によって、一神教的統一・調和が崩壊し、ベートーヴェンはなどは、自分なりの秩序を作ろうとしたものの、最終的に、思想の多様化と文化・思想的共有ができないことからくる不安を表現するために、調性を崩壊した。


だからこそ、響き合うための調律、そして多様化された思想を統合しゆく、確たる、そして証拠・論理が揃い、なおかつ人を実際に変革しゆく思想が望まれるように思う。ロジカルで美しくわかりやすく、人に活力を与える作品が理想であり、おそらく対位法*1と変奏を基調にした現代音楽に歩み寄りながら、違う路線を行くだろう。形にするための努力をしながら、万事で、ベストを尽くす日々を続けていこう。

参考にしたものは、
芸術と社会での引用した文と、樋口雄一著 ヤバいクラシック。



にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
スカウター : 信心の王者たれ!