ゲーテの格言 68

芸術品というものは価値ある対象に基づくべきもので、最後にその取り扱い方の巧妙さと苦心と努力によって、材料の価値を一段とよく見事にあらわすていのものでなければならない。


【(「詩と真実」第2部第7巻から 芸術と文学について ゲーテ格言集 P97 高橋健二編訳 新潮文庫

そう、ベートーヴェンモーツァルトハイドンの音楽、ルネサンス期の絵画、古代ギリシャ建築、仏教芸術、それらはすべて東西、時代を経る中で価値ある対象と賞賛されたからこそ芸術品と今、呼ばれているのです。そしてそこには、必ず取り扱い方の巧みさと苦心と努力の結晶があるのです。



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