Bruckner Sinfonie NR.9 e-moll

今年聴いた作品の総決算


ブルックナー交響曲第9番

第1楽章

http://www.youtube.com/watch?v=iZfOHbD9lKY&fmt=18

http://www.youtube.com/watch?v=zpgvR42rb6M&fmt=18

http://www.youtube.com/watch?v=hTx-7yCWRwc&fmt=18


第2楽章

http://www.youtube.com/watch?v=dKTgDM1HwUM&fmt=18

http://www.youtube.com/watch?v=9nr7iUA7B4Y&fmt=18


第3楽章

http://www.youtube.com/watch?v=7mIGVVSWAEM&fmt=18
の映像開始から2分後から終わりまで。


そして、

http://www.youtube.com/watch?v=192__57wy0k&fmt=18

http://www.youtube.com/watch?v=scsb2dtQGpE&fmt=18
ブルックナーが書いた曲の中で最も美しきアダージョ
第8は内向き過ぎて心を強制沈静用が聴いていたのですが、こちらは聴いていて清々しく安らかになります。
評論家の吉田秀和氏は、第8番と違い内向きにならず、外に開かれていると言っていることに最近納得。


第1-2楽章は、ヴェーベルンの交響曲、ストラヴィンスキーの春の祭典ばりの不協和音のオンパレードです。デーモニッシュな調べ。
メロディラインは、自作の聖歌や、グレゴリオ聖歌から来ているようです。硬い響きもそれらを踏襲したもの。
フルトヴェングラー、シューリヒト、ヴァントのベルリンフィルアーノンクールの演奏が素晴らしい。カルロ・マリア・ジュリーニのウィーン・フィル演奏、カラヤンの演奏も機会があれば聴いて見たい。
この曲は、第3楽章まで完成。フィナーレは大部分(もしかしたら全部)完成で、楽譜が一部消失し、今も収集中。補筆完成版のフィナーレも聴いて聴いて見たい。

今年最後に記す作品が、未完の大作であることに感慨を憶える。
今夜、年末らしい作品を聴いていた。フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル演奏による、ベートーヴェン「第九」の秘蔵盤を聴いていた。




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