5.9-12

新カテゴリー。ここでは、その日に聴いていたものを綴る。ただ聴いたといった内容は、今後こちらに綴る。
J.Alainのコラール、Frank LorentzenのHarmonik Resonanzをよく聴いている。そこまで鎮静作用のある曲を欲しているのだろう。
5.9に、渋谷タワレコ本店で、松平頼暁作品集、デイヴィッド・ジンマン指揮のMahlar Sinfonie Nr.8とエイドリアン・ボールト指揮、BBC交響楽団のHavagal Brian Sinfonie Nr.1 Das gotischeを衝動買いして後日聴いた。
後者2作品は、5月10日それぞれ要所しか聴いていない。ジンマンの演奏は、精緻で透明感溢れる演奏。クーベリックショルティよりテンションでは劣る。テンポも若干遅い。録音の良さと共に、曲の全容を知るのには良い演奏のように思う。エイドリアン・ボールト指揮、BBC交響楽団のHavagal Brian Sinfonie Nr.1 Das gotischeは、NAXOSの演奏とは大違いだ。音質がとても良いことに驚いた。BBC故か。まだほんの一部しか聴いていないが、マーラー交響曲第8番とまた比べてじっくりと書くかも知れない。衝撃が走ったのは確かだ。
5月12日、午前2時前に、松平頼暁作品集を聴いた。Revolution fuer Klavier & Orchesterを元々聴きたかったので聴いた。そこには、ヴェーベルンからミルトン・バビットに至る音楽の直系であることを実感。晩年のヴェーベルンよりも冷たく硬質な、皮肉を内に秘めた情念を感じざるを得なかった。ピアノは、同名の表題を持つショパンショスタコーヴィチの引用があることと、また無調音楽特有の不協和音故か、とても耽美で甘い調べが聞こえる。これについても、いつかじっくりと書きたい。

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