前山田健一から

普段上げないものから行こう。アイドルアイドルしている歌は基本的に興味はないのだけれど、前山田健一のメロディー、アレンジセンスの良さから選んだ。


オケヒット全開のアイドルソングデスメタルとか日本のヴィジュアル・ロックを加えたらアレンジが面白い。身内が最近かけてくれた歌の一つ。聴き心地が良いヘタウマソングのお手本だと思う。歌詞もしっかり韻踏みしている。ブレイクでのギター・ソロは、マーティー・フリードマンが担当。予想以上にいいアドリブをしてくれたというエピソードが残っている。ブレイクのチェンバロ等、ちゃっかりバロック風味なところも。知ったのは、今年の3月下旬。


実にキャッチ―だ。声いじっているところ聴いていると、猫耳モードの進化版と言えるかもしれない。アイドルソングの個人的王道90年代を消化した感がある。1番と2番で歌っているメロディーラインの違いに注目。多分対位法で言うところの鏡像系の如く歌っているパートがひっくり返っている。変化をつけないと飽きられてしまうと情熱大陸でコメントしているが、その結果として悪く言えば、うるさいところもある。中田ヤスタカのように、やりたいものだけ作りたいと言う人は、今の20-30代では少ないかもしれない。MAX松浦川上量生もそんなところは似ているように思えてくる。

これが流れていたのは、たしか2005年、ネギまの歌が、オリコンチャートを賑わした頃でもある。いわゆるアキバ系の歌は、アイドルソングに繋がるものが多いと個人的には思う。コンビニでも流れていた時には、思わずドン引いたことを覚えている。これも結構キャッチ―だと思う。ぱにぽにと監督が同じだったと記憶する。


ヒャダインが後にプロデュースをする形でコラボレーションしたピチカート・ファイヴの名曲。私は、リアルタイムで全く聞いていないのだけど、この頃そういえばこんな歌があったなと言う印象。今回が初見である。影響をどこかしら受けている人が多い気がする。シンプルなコード、軽やかなリズム、今聞いていもお洒落だと思う。


こちらが、ヒャダインがプロデュース、アレンジしたヴァージョン。バックコーラスでも参加。8-bitサウンド全開。アレンジは、あーりんは反抗期とアレンジの傾向は似ているのはないだろうか。

今日は、書かないけれどAAAに提供した小室哲哉の曲を聴いていると、globe 2001-2003年頃のアレンジが、聴きやすく取り込まれているのに、ニンマリしたりもしていた。氏は、今年のソロ・ワークスのコンセプトにEDM(Electronic Dance Music)が掲げられている。あの時代の先を行き過ぎた音作りは、今もしっかり生きてることを、聴いて実感している。Youtubeでさっと聴いた程度の感想だけど。