中高生の頃と今を見てみる。

変わった点は、数多し。
1番は、池田先生と原点を築けた事。ここからは少し脇道へ。中学校時代の途中から、高校に上がる前、物凄いペースでクラシックにのめり込んだ。今ほど聴く曲は広くはなく、14歳で、ヴァーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」のプレリュードと、1番最後に流れる「愛の死」を夢中で聴いていたから、かなりませた少年であったと、今思うとかなり恥ずかしい。今は、アンチ。とはいえ、絶大な影響を受けた作曲家*1の曲は、良く聴いているから、リトラーに繋がる点や過激な民族主義に繋がる点が嫌いなだけで、今でも好きな点があることに気づかされます。絶大な影響を受けた作曲家を好んで聴くのは、ヴァーグナーの影響がプラスに現れたから愛聴しているのだろう。私が今暮らす町は、図書館でCDが借りられる。一部購入した物も、あるものの、圧倒的に、借りて取り込んだ曲の方が多い。AACやMP3だと、WAVEに変換しても、完全にデータを戻せないために、ファイルの圧縮は、FLACを愛用。合計33GB(2-3GBは増える事が確定)中、12.8GB.他は、ゲーム、POPS、民族音楽、ヒーリングミュージック、JAZZとジャンルは多岐に渡る(選曲はかなり偏りあり)。苦しい時に、音楽を聴く人間では、中高生の頃は、なかった。今は、そうした時ほど、ハイペースで色々聴くようになったことに、今になって気づく。


それでも、変わっていない事の方が、良しにつけ悪しにつけ多し。人との接し方、マナーやスキルのこと。これは、変わらず課題。どちらとも言える事は、極めて繊細であり、感受性の高さ、マイナスに出れば、感情の起伏の激しさ、動き始めたら、暴走列車。好奇心の高さと、連動して、興味を持った事や心に残った事は、2度と忘れない。逆に、それ以外は、頭に非常に入りにくい。


今日も色々と聴く。ミルトン・バビットの弦楽とテープのコレスポンデンスとジョン・ケージのアトラス・エクリプティカリス。前衛音楽・実験音楽ゆえ、響きが美しいとは思わない。作曲者の意図は、興味深し、じっくりと聴いて行きたい。
V.S.O.PのCD、ハービー・ハンコックのサンライト、昔のJAZZは知らない事が多いため、新鮮みを覚える。ダンライトは、シンセサイザーが活躍し、リズミカルなフュージョンのため、YMOのデビューアルバムの前半にも近いテイストの曲が多し。とても好きです。
CASiOPAのFLOWERSを借り、ラ・プティット・バンド演奏のJ.S.バッハ ヨハネ受難曲は既に取り込み、これからじっくりと聴きたい。テンシュテット指揮のマーラー交響曲第8番を聴く。合唱はとてもいい、楽器の音のバランスがあまり良くないこと、今までの指揮とテンポがまた違うために、かなりとまどう。クーベリックの演奏も、音のクリアさ、トランペットの強さに違和感を覚える。ともに、マゼール指揮より、オルガンが表に出ている事はとても良い。より良い演奏・録音状態で聴いて見たい。できれば、ヨーロッパで生の演奏を。


現在、ブログの方向性を模索中。方向が定まったら、発表します。



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*1:ブルックナー、マーラー、シェーンベルク