ゲーテの格言 5

各個人に、彼をひきつけ、彼を喜ばせ、有用だと思われることに従事する自由が残されているがよい。しかし
、人類の本来の研究対象は人間である。


ゲーテ格言集 (「親和力)第2部第7章から】 P21 人間と人間性について ゲーテ著 高橋健二編訳(新潮文庫)】

政治・経済・法律・自然科学・心理学・思想・歴史など。具体的には、人から見た自然の法則や人類が作り上げた社会を分析、人の思索を体系としてまとめあげ、人がしてきた行動の軌跡を振り返る。それらはすべて最終的には、そこで見出された法則を持って、自らを知り、より高めてゆくためにある。そうして考えていけば、まさに、『人類の本来の研究対象は人間である』なのだ。


今夜は、プロコフィエフ交響曲第5番チャイコフスキー交響曲第5番、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー交響曲第2番を聴く。
プロコフィエフ交響曲第5番は第2楽章以降は、軽妙な響きもあり、楽しんで聴ける作品であるように、今は思う。チャイコフスキー交響曲第5番は、第2楽章のメロディが美しい。2回目に聴いてわかり始めたところであり、これからじっくりと聴くことにしたい。ヴィルヘルム・フルトヴェングラー交響曲第2番は、不思議な響きがする作品。ブルックナー風の小休止多し。コラール・ファンファーレもブルックナーと酷似。メロディの漸次的な変化は、ブルックナーシベリウスに似ている。変奏は、ブラームスの影響があるのだろうか。メロディは独特。つかみどころがない作品。



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